ベトナムってどうなん?

ベトナム人嫁と暮らしながらベトナムを考える

そもそもどうやってベトナム人の嫁と出会ったか③

そもそもどうやってベトナム人の嫁と出会ったか②の続きです。

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私が初めて家主の親族の家(今でいう嫁の実家)に行ったときには既に大勢の親族が集まって酒盛りが始まっている状態でした。初めて私を見る人は家主が連れてきた新しい彼氏だと思っていたので(こんな田舎でしかも正月の時期に外国人がくるわけないという思い込みから)、手加減なしのベトナム語で色々なことを言われてそのまま中へ通される始末。ただ少し様子がおかしいとすぐに悟られ、そこで初めて外国人であることを分かってもらえました。

(家主が)事情を説明して、そういうことならと、結局飲みの席に着いた私。その飲みの席で将来の義父がこんなことを言っていたのをよく覚えています。

 

「うちの娘はどうだ?年頃なのにまだ恋人がいないんだよ。」

 

この当時はお互いに冗談で話し、冗談で聞いていた二人でしたが、将来の義父、義息子の関係になるとは全く考えていなかったでしょう。そもそも私のこれまでの恋愛歴でも、恋人より先に恋人の父に会うというのは初めての経験でした。

 

で、いよいよ初めて今の嫁と出会います。嫁は相手(私)が外国人で英語も上手く話せないことや、シャイな性格も手伝ってそれほど積極的に話しかけるような感じではありませんでした。片言程度の挨拶のあとは、外国人が自分の家に来たという物珍しさを感じているといったところでしょうか。後日談で嫁に私の第一印象を聞いてみてもはっきりしたことは言いません。ただ「印象的だった」の一言のみ。

一方、私にとって彼女の第一印象はというと、正直かわいいと思いました。何というかエキゾチックな顔立ち(西アジア系顔?)で、田舎臭くないというか…まあ大学から現在に至るまでハノイ市内に毎日通学、通勤しているわけですから田舎臭さがないのは普通だと思います。ただこの時点で彼女にアプローチをしかけるとかは全く考えていませんでした。

 

家主を介して私のフェイスブックのアカウントを聞いていたようで、その場で友達申請がきていました。ベトナムでは初対面の人でもとりあえずフェイスブックで繋がるというのはよくある話。私も特に気にせずその場で友達になりました。

今思えば、この時の申請やり取りがなければその後再会することはなかったと思います。

 

 

 

ベトナム女性が恐妻家と言われる原因

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ベトナム人女性を言い表した言葉で

「結婚前は子猫で結婚後は虎になり、最後は龍になる」

というのを何かの本で見たことがあります。

 

ベトナム人妻を持つ日本人はこれに関する質問を受けることが多いようですが、私の場合はまだ結婚して日が浅いことと、年齢的にもまだ若いということからあまりそれを実感することはありません。まあ妻がそれほど気の強い性格でないということも多少は関係あるように思います。

 

 

ただベトナム人同士の夫婦を見ていると確かに奥さんが恐いというか強い夫婦は多いように感じます。ただこれって日本でも同じことが言えると思うんですが、奥さんが恐い夫婦は大体夫がだらしないケースが多いんですね。

だらしない種類は様々ですが、例えば金、女、酒と、男の欲を表すこの3つに関しては総じて日本人よりベトナム人のほうがだらしない割合が多いです。

なのでベトナム人の女性はもともと恐妻家の資質をもっているというわけではなく、結婚後の夫の影響でそうなってしまったという人の方が多いのではないかというふうに考えております。実際、この見解をベトナム女性に話してみると、

 

「あら、あなたよく観察しているわね~その通りよ!」

 

という返事が返ってきました。ただ闇雲に恐妻といわれることに不満を感じていたところ、よくぞ言ってくれた!みたいな表情で答えていました。

一方男性にこのことを言ってみると、

 

「うん、否定できない部分はあるね(笑)」

 

とのことでした。昭和時代の日本ドラマによく出てくるような飲んだくれ父ちゃんと肝っ玉母ちゃんのコンビ。これに近いものがあります。こんな夫婦に憧れる人も少ないでしょうが、こんな夫婦のほうが案外家庭円満だったりするのも面白いところです。

 

ベトナムで風邪をひいたら困る

先週風邪をひいてしまいました。

日本にいたときは風邪を引きかけてもこじらせることはなく、すぐに治すことができたのですが、こちらでは一度ひいてしまうと治るのに時間がかかってしまうので困ります。

皆さんは風邪のひき始めにはどんな治し方をするでしょうか?私は日本にいたときは至ってシンプルに熱い湯に浸かって、その後即行布団に入って寝るパターン。夜中にその熱で寝汗をかきまくって翌朝スッキリといった流れです。一応自己解釈として、寝ている間に風邪のウイルスを撃退しやすくするために身体の熱を高めるという方法です。もちろん体調の程度にもよりますが、このやり方でここ10年程は特に風邪でしんどい思いをした経験がありませんでした。ベトナムに来るまでは…

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ベトナムで風邪をひいた場合、まず私の家は湯船がありませんので猛烈に身体を熱くする方法がありません。なので寝汗スッキリ作戦は使えません。じゃあ大人しく薬と食べ物で治すしかないのですが、日本で風邪をひいたときに食べたくなる病人食(おかゆ、うどんなど)がこちらではあまり簡単に用意できません。てか嫁に作ってもらうので単に嫁が日本の病人食を知らないだけなんですけどね。。。

そんな感じで自分にとってベストな風邪治療ができないから、ベトナムで風邪をひいたら大変だと勝手に思い込んでいる今日この頃です。

 

ところでベトナムにいるほうが日本にいるより風邪をひきやすいと感じることが多々あります。自分の中では、

 

①自分が思っている以上に海外生活では体力を奪われることが多いから

②これまで培ってきた免疫システムがベトナムの病原菌にまだ慣れていない

ベトナムには風邪のもとになる細菌が日本より多いから

 

の3つで納得させていますが、実際のところはどうなんでしょうか?

ちなみにベトナム人もよく風邪をひきますが、風邪が理由で仕事を休むベトナム人はともても多いです。本当に起き上がれないぐらいのレベルならともかく、ちょっと頭が痛かったり、熱があるぐらいで休むというのは管理者としては色々厄介なものです。まあ健康第一なのは確かなので何も言えませんが、仕事が詰まっているときや余裕がないときは時々心の中でこんなパワハラ発言を出しそうになる自分がいます。

 

「風邪ぐらい働きながら治せ!」

 

 

ベトナムの残業に対する考え方

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ブラック企業という言葉が有名になった日本社会では、サービス残業を当たり前視するような風潮が昔と比べて和らいできたように思います。依然労働環境が最悪な会社はまだまだ日本にたくさんあると推察しますが、現代のネット社会ではそういった実態は白日の下にさらされやすくなりますし、会社側もコストの面で余計な残業代を払いたくないという考えから、かつてほど残業を強要することは少なくなってきているのではないでしょうか。

 

一方ベトナムでは残業に関してどのように考えているかというのが本日のお題。まず定時で帰るのが普通という社会では、残業とは何かよほど特別な理由があってするものだという認識があります。つまり必要な仕事は定時時間内で極力すべて終えるというのが彼らの考えです。

こう言われると仕事に対して効率的且つ生産的な考えを持っているように感じますが、実際はそんなことはありません。例えば仕事中は適当に集中しながら、時には遊びつつ仕事を消化。定時になったら終わっていない仕事があっても明日に持ち越しというスタッフは結構います。

ニュアンスとして日本人の場合、「一日の仕事が終わったら退社」なのに対して、ベトナム人の場合、「定時がきたら退社」といったところでしょうか。

もちろんしっかり仕事を終えて定時で帰る場合には全く問題ないのですが、まだ仕事が残っている(しかも結構大切な仕事)にもかかわらず、素で定時で帰られると怒りを覚えることもあります。*これが就業時間中にダラダラやっている背景があるとなおさらのこと。

 

社会全体がそれで回っているから特に問題も起きないのがベトナム社会。仮に納期など約束の期間があった場合、日本人はそれを厳守するためなら何時間でも残業します。約束を果たせなかった時の叱責や信用の失墜度合いが果てしなく大きいですから。一方ベトナムではたとえ多少遅れたとしても「ちょっとぐらい遅れるのは想定済み」というのがお互いの共通理解なので大した問題になりません。

なのでたとえ定時でまだ終わってない作業があったとしても安心して?帰ることができるのでしょう。

 

ベトナム社会では過労死は当然のこと、仕事からくるうつ病の話はほとんど聞きません。聞くとしたらせいぜい一過性のストレス程度です。

誰もが無理しなくてストレスフリーに働くと、社会そのものは成熟しない。人にとってどちらの方が快適なんでしょうか?

彼氏の存在を隠すベトナム女子も多い

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ベトナムでは初対面であっても彼氏または彼女がいるかを聞くことは珍しくありません。最初の自己紹介のやり取りでそんな質問が出ることは寧ろ普通ですし、年頃の人であれば尚更です。

この質問に対し女性の場合「いません」とか「まだです」と答える女の子も多いのですが、本当にいないのかどうかは正直なところよく分かりません。

これは現地の日本人同士でよく話題になるんですが、彼氏がいないといっていた従業員が突然結婚するから仕事を辞めると言い出すケースが多いことに依ります。言われた日本人管理者は、

 

「おお、そうか!?おめでとう!!(確か彼氏いないって言ってなかったっけ?)」

 

というベトナムあるあるに遭遇してしまうわけです。日本人同士の解釈では、「年頃になって焦ってるから彼氏ができたら即結婚する」という解釈で一応纏まるんですが、ベトナム人と色々話しているとむしろそのケースはレアなそうです。

 

というわけで最近知った新しい解釈ですが、まずベトナム人でも彼氏の存在を言う人はちゃんといます。では言わない人はどんな人かというと、

①今の彼氏が正式に結婚相手として確定するまでは言わない

 

②他の男に関心をもってもらうために彼氏の存在を隠す

 

③彼氏が訳アリな人物の場合

 

大体この3パターンのようです。①は実際にフィアンセでない場合ボーイフレンド程度で考えている可能性が高いとのこと。ただし男は自分が彼氏だと思い込んでいるので何とも悲しくなります。②は時々日本の女性でもいるでしょうか。③は不倫とか出身地、身分とかが関係しています。

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そういった事情が分かって以降、ベトナム人の女の子が彼氏がいないと言っても話半分ぐらいで聞くようになりました。日本人向けのフリーペーパーで「今月の美人」みたいなコーナーがあるんですが、彼氏の有無の質問欄で「いません」と答えている美人の方が多い気がします。これも今となってはあまり信じていません。(私が直接その人と関わることはまずないんですけど(笑))

 

因みに留学生やら実習生やらで日本にいるベトナム人でも本国に彼氏(または夫)がいるのに「いない」と答えている子が一定数いるようです。その女の子に恋をした日本人男性が後にそれが発覚して大変だったとかいう話を聞いたことがあります。

 

 

ヒンバ族からベトナムの映像規制を実感

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先日ベトナムのローカル番組でアフリカのヒンバ族が紹介されていました。日本でも時々テレビで紹介されたりしていますので、見たことがある方も多いかもしれません。

この部族は特殊なクリームのようなものを肌に塗っていることにより全体的に体が赤みがかっているのが特徴です。

で、ヒンバ族の女性は普段からオッパイを隠さないのが普通なんですが、ベトナムの番組ではカラフルなスポーツブラのようなものを着用していました。特に何も考えずに見ていた私は、

 

「ヒンバ族もオッパイ隠すようになったんや。時代の流れやなぁ。。。」

 

と思っていました。

ただ別のカットで女性が遠巻きに映っているシーンでは特に何もつけていません。そこでハッとなりました。

 

「あ、これはベトナム側が映像規制でブラの着用を依頼しているのか…」

 

ベトナムではポルノは御法度ですが、もっと厳密に言うと女性の乳首が見えたらアウトらしいです。これはどこの国の人だろうと関係ありません。なのでこの部族には事前に国の事情を説明して、もろにオッパイが映るようなシーンではブラをつけてもらうようにお願いしていたのでしょう。この部族自体もテレビ出演に当たっての出演料を貰っているでしょうから、オッパイを隠すぐらいはお安い御用だったんだと思います。(追加料金を払ったかどうかは知る由もありません)

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そう考えると、日本の場合はその部族の姿をありのままに伝えているといったところでしょうか。

ジャンルは違いますが、ひと昔前はドリフターズなどの番組でサービスカットとしてオッパイが出ることも珍しくありませんでした。今の日本ではそんなことをしたら批判の嵐です。

しかしこの部族の場合、たとえオッパイが映っていたとしても恐らく文句を言う人はいないと思います。理由として性的にやらしい意味合いがないというのもあるかもしれません。ただそれ以上にそもそも人種的にかなり異なっているから、やらしさを全然感じないということもあるでは?というのが私の見解です。

仮に日本人に比較的近い人種(例えば中国系、韓国系)でこの部族のようにオッパイを出している部族がいた場合、それをそのまま日本のテレビで放送したらどのような反響があるか気になるところです。

 

 

 

ベトナム人の裸足に対する感覚

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熱帯地域ではサンダル履きが中心になるので、必然的に素足でいる機会が多くなります。これは日本の夏と同じような感覚で、靴下を履いて靴で歩き回るのはあまり好まれません。

ただベトナムの場合サンダルすら履かずに素足で外を歩き回る人達が結構います。そこで日本人の感覚と彼らの感覚の違いをこれまでの経験から考えてみました。

 

まず日本では内と外がしっかりと区切られた構造の建物がほとんどなので、靴を履くところ、脱ぐところが明確になっています。玄関から家に上がるときに一段高くなっているのを思い出してもらうと分かりやすいでしょう。一方ベトナムではそういった仕切りのようなものがありませんので、土足で家に入る習慣はありませんが、どこで靴を脱ぐのかは本人に委ねられます。(実際我が家では扉の中1メートルぐらいの範囲で靴を脱ぐようにしているのですが、それを知らないベトナム人は扉の外で靴を脱いで入ってくる人もいます。)

 

で、靴を履く感覚なのですが、日本人の場合なぜ靴またはサンダルを履くのかというとファッション性とかを除いて、清潔性と安全性が理由になると思います。ベトナムでも同じなんですがどうも安全性というところに理由が傾いていて清潔性という部分の意識は低いように感じています。なので砂利道を裸足で歩くベトナム人はいません。理由は単純に痛いから。でもタイル張りの床では外であっても素足で歩くベトナム人は多いです。私のマンションの廊下はタイル張りですが、外で子どもが裸足で走り回っていますし、親も特に注意している気配がありません。日本だったら親が怒鳴りそうなものです。

なので商業施設でもタイル張りの床のところでは素足で物を売っている人もいますし、素足で掃除しているおばちゃんもよく見かけます。勿論きれいな床ではないので足の裏は真っ黒けになっています。そういった部分は気にしないのでしょうかねぇ。。。

 

ただ皆が皆そうしているわけではありません。嫁曰く、

 

「私はいや。日本人でもきれい好きとそうじゃない人がいるでしょ?」とのこと。

 

単なる性格の理由ではなく国民性の部分も関係しているように思うんですが…多分そういった素足族は今後減少していくのではないかと見ております。