ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

就業後に学ぶベトナム人

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私の会社のスタッフで仕事が終わってから、スクールなどに通って各々勉強している人たちがいます。例えば職種は総務ですが、専門の経理担当者がいないので少しでも経理のことが分かるようにと経理の学校に通う人。社内公用語は英語だが日本の会社なので日本語を知っている方が何かと便利だろうと日本語学校に通う人、などなど。どちらかというと独身とか、まだ子どもがいない女性でそういう人が多いです。

 

スタッフを見ても外資で働くベトナム人は高学歴が多いですし、元々学ぶ素養が備わっているような人も多く見られます。また良くも悪くもベトナム人は右にならえ思考が強いので、周りがそういうことをしていると「自分もやらなきゃ」みたいな気持ちになりやすいのかと思います。

   

ところで就業後にベトナム人部下が学びに精を費やす傍ら、上司の日本人は現地での生活を謳歌すべく、スパに行ったり飲み屋へ行ったり、キャバクラで鼻の下を伸ばしているなんてことは普通にあります。

 

日本人のベトナム在住者では顕著ですが、日頃から何かしら学んでいる人とそうでない人との差は在住年数で見事に差が出ます。恐らくそれは日本にいてるときよりも目立つのではないかと。在住年数が長いということをやたら鼻にかけている人もいますが、日頃から常に新しいことを取り入れている人そうでない人の差をよく感じます。

 

50歳以上ぐらいの日本人と話をしていて感じますが、何かを学び続けている人の会話は明朗で喋り方もシャキシャキしています。元々トークが上手いとかそういうものとは違い、何というか頭が活性しているような印象です。脳も筋肉と考えると使っていなければ、年齢と共に機能がどんどん下がるわけですから、何となくそういうものかなと思っています。

 

年を取るとどうしても体の衰えを気にしていしまいますが、頭の部分も気をつけて年を重ねていきたいと思います。