ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

安倍総理辞任に関するベトナムでの取り扱い

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健康問題が囁かれていた中で突如辞任を発表した安倍総理。辞任に関するニュースはその日のベトナムでも報道されていました。しかし辞任に至る経緯などの詳細に触れることはなく、ベトナム人の間ではとりあえず辞めたことは知っている程度の感じです。ちょっと掘り下げても「健康上の理由で」と付け加えられている程度でしょうか。

 

ベトナムの政治体制と日本の政治体制は全く異なるので、ベトナム人に限られた時間の中で詳細を伝えるにも限界があるようにも思えます。実際私が嫁に日本の政治に対して説明するのも苦労がありまして、根本的な概念が異なっているのでそこから説明する必要があります。

(具体的には「与野党って何?」とか「何で野党なんているの?」などなど)

 

安倍政権や自民党のやり方に反感を持っている人はそれなりにいると思いますが、とりあえず「お疲れさまでした」すら思わない人が結構いるようです。私は記者会見を直接見てはいませんが、記者の質問や態度などを含めて辛坊治郎さんがラジオで苦言を呈していました。昨今のマスコミの姿勢を見ていると何となく想像ができます。日頃拝読しているブログ主の方も私が思っているようなことをブログで書かれていました。

 

tuaki.hatenablog.com

 

SNS上のコメントなどは人間性がよく出ます。政治批判は自由ですが品性が決して良いとは言えないコメントを見ると、常に批判の矛先を誰かに向けて生きているのかなぁと感じられます。次の総理大臣が誰になるかよりも、こういう連中がいる限り似たような政治が今後も続くんだろうなと勝手に思っています。

 

しかし総理大臣に対するリスペクトみたいなものはもう少しあってもいいのでは?と思うこの頃。私は安倍総理も自民党も取り立てて支持しているという立場ではないですが、そこまでボロカスに言うか?と思うことが多々あります。

総理が暫く休みを取らず働いていたことについて、麻生大臣が記者に対し

「あんた140日連続で働いたことがあるのか?」

と発言して炎上したみたいです。そこである女性がツイッターで

 

「それなら主婦は365日休みないんですけど」

 

とコメントしたそうな。主婦業を馬鹿にする気は毛頭ないですが、一国の総理大臣が主婦と同列で語られたら世話ねぇなと思ったものです。