越韓の対応の違いについて解説した記事を読んで
コロナウイルスの発祥となっている中国に対してベトナムと韓国の対応の違いが何に依るのかを解説している記事がありました。「そういう見方もあるか。。。」と思いましたので参考までにURLを載せておきます。
歴史的な観点に当てはめると腑に落ちる。でも実際のところはそうなんだろうか？というのが読んだ後の私の感想でして。ベトナムと韓国の差は「国民の顔色を気にしながら政治をしないといけないかどうか」ではないのか？と思っています。
上の記事の中にも記載がありましたが中国を封鎖することでベトナム経済に与えるダメージはかなりのものです。大企業のレベルから個人商店のレベルまで被害を受けています。もちろんそれによる不満はベトナムでもあがりますが、将来的な経済負担よりも目下の安全を最優先するベトナム人としては、中国封鎖について賛成が多数派です。
ベトナムの場合は共産党員が判断を誤ったり、ちょっと失言をしたとしても辞任に追い込まれることはありませんし、政治家生命を脅かされる心配も普通ありません。なのでいざというときには党内の判断でどんどん物事を押し進めることも可能ですし、それが正しい判断であれば抜群のリーダーシップを発揮できます。実際今回のコロナ対策に関しては国民からかなり支持されています。
