ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

春麗のステージを見てベトナムを考える

私が小学生の頃は格闘ゲーム(所謂格ゲー)の最盛期で、ゲーセンや家などでこの手のゲームをやりまくってました。ブームのきっかけとなった「ストリートファイターⅡ」。世界各国からのキャラクターが使え、当時はそのステージを見ながら国の場所や雰囲気を学んだものです。

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その中に中国の春麗という女性キャラがいますが、上の写真のように彼女のステージを見ながら

「中国ってこんなんなのか~」

と幼心ながら感じてました。店先で鶏を絞めているところが何かそれっぽさを感じていたと記憶していますが、90年代初頭ぐらいの話です。

 

で、それから30年ほど経過しましたが、改めてこのステージを見て感じるのは

 

「今のベトナムと大して変わらんな」

 

ということ。ハノイのような都市部でもちょっと小さい通りに入ればこんな光景が広がっています。写真の右から順番に

・散髪屋(店)の前の水道で何かを洗っている人

・自転車に商品を乗っけてる物売り

・通りに面した食肉加工屋(鶏)

・雑貨店から通りを見ている家族

などなど。

 

ベトナムも車が増えたり、みんながスマホを持っていたりとどんどん現代化が進んでいますが、この新旧の共存度合いがある意味すごいと感じます。このゲームに熱中していた当時の私に、まさかこの光景の世界に住むなんて思いもしていないだろうと言いたい。