ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナム人が言う「家族が病気」とは?

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日本人にお金を無心するときに「家族が病気で・・・」という話はよく聞きます。ネット上でもその手の話を目にしますし、私の知り合いからもそういった類の話を何回か聞いたことがあります。今日はその部分について話します。

 

身内の事情を理由にお金を無心するのは、恋人とか夫婦といった関係になってからが多いと思いますが、最近聞く話では日本人の男性だけでなく日本人の女性もこういった目に遭うようです。カラオケなどの女に言われてお金をあげる。。。なんていうのは論外ですが、自分の恋人や配偶者に言われると中々ドライな対応は難しいものです。しかし敢えて私の感覚から言わせると、

 

「そんなに都合よく病気になるか?」

 

ということ。この手の話を聞いたときに、その日本人にもう少し突っ込んで聞いてみます。例えば、「具体的な金額は?どんな病気なのか?どういったところに入院するのか?現在の病状は?その家族は何親等ぐらいなの?」などなど。しかしきっちりした答えが返ってくるケースは少ないです。人によっては病気になっている人も実際のところ会ったことがなく、よく知らない人ということもあります。そこで私は思います。

 

「あーこんなんやからお金を渡してしまうのか。。。」

 

始めに断っておきますが、ベトナムで身内が病気や災難に見舞われたときに日本人に無心することは当然ではありません。これについてはお金の有無に関係がなく、相手の考え方やこれまでの付き合い方に依存します。自分の懐に余裕があって、本当に助けたいという思いからお金をあげるのであればそれもいいでしょう。しかしそういった無心が続いて不本意であるというのであれば、これまでの自分の振る舞いや現在の関係性について冷静に考えるべきだと思います。

 

その援助は本当にその人を助けたいという思いからなのか、断ったら今のパートナーとの関係が悪化するのが恐いからなのか。外国人と付き合う際にはお互いの金銭感覚を一致させることはテッパンです。