ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

旅行先でベトナムを選択するか否か

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ベトナムに旅行に来る外国人は日本人のみならず世界的にも上昇しています。それに伴って外国人のニーズを満たすための各施設も整備が進んでいるのですが、他の先進国と比べるとまだまだという点は否めません。

ところでベトナム旅行をお勧めするかどうかという点ではいかがでしょうか。今回は40か国ほど旅行含めて滞在経験のある私が、他国と比較しながらベトナム旅行をお勧めできるかどうか検証してみます。

 

1、ベトナム独特のものを満喫したいのならOK

始めからベトナムにしかないものを求めて訪れるのなら問題はありません。ベトナム料理もそうですし、傘をかぶったアオザイ姿の女性を見たいということでもいいでしょう。要はベトナムじゃないと見れないものが目的で来るのならいいと思います。

 

2、景勝地など自然系は微妙

例えば自然が織りなす風光明媚なものはベトナムにもあります。しかし敢えてベトナムじゃないとダメかと言われると他の国でも似たようなものでそれ以上のものがあるような気もします。例えば北部で名物のハロン湾は世界遺産で風光明媚なんですが、中国へ行けばそれ以上の規模のものを見ることもできます。海外で色々な景勝地へ行ったことがある人ほど恐らくベトナムで受ける感動は低くなると思われます。

 

3、バカンスは目的次第

リゾートホテルに泊まってゆっくりしたいというのであれば、同じ東南アジアでも他国のほうがランクが上なところがたくさんあります。付加価値としてベトナムじゃないとだめな目的などがあればまあいいかと思いますが、海目的ではお勧めはしません。

 

4、都市部に限るなら2泊3日程度で十分

ベトナムの奥深いところまで知りたいとかでないなら各都市2泊3日で十分だと思います。私が初めてベトナムに来たのは10年前のバックパッカー時代。わけあって1週間ハノイに足止めを受けたのですが、とにかく暇でした。早く次の街へ行きたいという思いと面白くないところだなーと思ったのが当時の印象。そこの女と結婚して、第2の故郷に現在なっているのは皮肉なものです。

 

結論、ベトナムでしか味わえないものが訪問の第一目的ならよし。他の国にもあるようなものに期待するなら他国へお勧めというところで。