ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムの送り出し機関に接待される日本人の服装について

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日頃仕事でやり取りがある顧客については、それなりにファーマルな格好でお互い商談をします。まあベトナムなんでネクタイを締めて商談をするのは稀ですが、それでもスラックスにワイシャツぐらいは普通です。顧客が現場の製造業の方の場合は会社のユニフォームで応対を受けることも多いです。

 

そんな感じで外に行って商談をしている日本人を見ることも多いのですが、実習生送り出し機関に接待を受けている日本人は服装からして分かりやすい人が多いです。通常カジュアルな服装をしている人が多く、上のようにワイシャツとスラックスを合わせている人は案内役の管理団体などが多いです。

 

受け入れ先の企業の人は半分視察、半分旅行なのかTシャツに半パンみたいな恰好の人もよく見かけます。そんな恰好で隣に日本語を話すベトナム人が愛想よくついているのをみると、

 

「あ~送り出し機関ね」

 

と思うわけです。よくある接待で観光地巡りとかであればいいんでしょうが、実習生の視察に来るにはカジュアルすぎるかなーと。

先日送り出し機関に視察に来た人が、別件で私の会社に用事がありオフィスまで来たことがありました。しかしその人はTシャツ、半パンにサンダルだったのでビルのセキュリティに止められ立ち往生したとのことです。

私の会社が入っているビルは外資系企業も多く、それなりの規模のベトナム企業が入っているので、従業員もワイシャツやポロシャツにスラックスやチノパンという服装が一般的です。そんな中リゾート丸出しの恰好で現れたら、違和感丸出しでしょうから止められるのは無理もありません。というか私のオフィスに来た時もそんな格好の人が事務所にいる風景に違和感を感じたものです。

 

 

ハノイでは遊び目的で来る人は好んでフォーチュナーホテルやハノイホテルに宿を取ります。そこで上のようなカジュアルな格好をして送り出し機関から接待を受けている日本人は、「典型的な出張者」と揶揄されています。