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外国人が話すベトナム語を聞こうとしないベトナム人【後編】

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前回の続きです。今回は「②外国人の拙いベトナム語を聞こうとするサービス精神がない」について書いていきます。

 

最初に断っておくともちろんそのサービス精神旺盛な人もいます。サービス精神が旺盛な人の特徴としては、

・自分も外国語が伝わらず苦労した経験がある人

・時間的、精神的に余裕がある人

・そもそも外国人に対して優しい人

などが挙げられます。ベトナム語を始めて間もない人はこういった人を選んで話し相手になってもらったほうが精神衛生上無難かもしれません。

 

少し話が逸れますが、ベトナム人で拙い日本語を話す人に対しても私は耳を傾けるようにしています。正直ベトナム語のほうが意思疎通は速いのですが、状況によっては最後まで「ベトナム語が分からない外国人」のふりをすることもあります。これは私の過去で似たような経験があることに依ります。

まだベトナム語の勉強を始めて間もない頃、頑張ってベトナム語で意思疎通を図ろうとしたのですが、即行英語で返されたことが何回かありました。特に他意はないんでしょうが、

 

「俺のベトナム語は聞けたもんじゃないと思われたのか。」

 

と感じたものです。その悔しさバネに、、、と気持ちを持っていければいいんでしょうが、落ち込みもあるものです。そんな経験があるので上のような日本語が拙くとも頑張って話そうとしている人には可能な限り日本語オンリーで対応するようにしています。変に自信喪失されるよりは成功体験を積んでほしいという思いもあります。

 

で、話を戻します。ベトナム語を聞こうとするサービス精神が無い人ですが、大よそ個人の性格に左右されます。分かりにくいことをいちいち頭を使って理解するのが面倒くさいという心理もあるのでしょう。

店で物を買うとか最終的に相手の儲けにつながるものなら何とか理解しようとしてくれるかもしれませんが、道を聞くなどのケースでは見捨てられる可能性も大いにあります。もしそんな目に遭った場合は、たまたまそういう人に当たってしまったと割り切ったほうが賢明です。

 

あとこれは感覚的な話ですが、拙いベトナム語に対してはなぜか男性より女性のほうが理解する能力に長けているようなふしがあります。もともと女性のほうが言語能力が豊だと言われていますが、そういったことも関係があるのかもしれませんね。