ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムの人材紹介会社について

f:id:dtbh:20200319184514j:plain

ベトナムの現地採用で働いている人の8割以上は人材紹介会社を介して入社しているのではと思います。日系、ベトナム系それぞれの人材紹介会社がありますが、日本人が日系企業で働く場合はまず日系の人材紹介会社に登録して就業しているかと思います。今日はベトナムにある日系人材紹介会社についてお話します。

(*本記事はどの人材紹介会社が良いかといったレビューではありません)

 

ベトナムには日系の人材紹介会社がたくさんあります。本業は他にあって(会計事務所や不動産など)、人材紹介も兼任でやっているというようなところもあります。なので人材紹介をメインにしている企業だけを絞り込んでいくと、大よそ現地では聞いたことがあるような名前の会社だけが残るわけですが、中には「なんだこりゃ?」と思う会社もあります。

 

私が客の法人側の立場として語るなら、人材紹介会社からの営業について。

 

「人材募集してませんか?一回会ってくれませんか?」

 

端的に言えばこんな電話がよくかかってくるわけです。また同じ日に同じ会社の別の担当者から同じ内容の電話がかかってくることもあります。私の推測ですが、電話をかけるようなリストがあって、上から順番に電話をかけているんでしょう。そのチェックに不備があるのか、単に何も考えていないだけなのか分かりませんが、どちらにしてもいい気はしないものです。別の会社に勤める日本人にその話をしても高確率で、

 

「それうちもあるよ」

 

なんて返事が返ってきますので、恐らく何も考えてないのかもしれません。しかしまあ私の会社も人材が必要なときはもちろんあり、そういう時に人材紹介会社を利用するので、それぞれの人材紹介会社の担当者がどんな人かは知っておきたいという思いはあります。

 

ここで初めてアポイントを取っていざ面談となるわけですが、これも担当者にとって雲泥の差があります。私の場合、コンサルタントと言われる人には最低限の誠実な対応と経験に見合った知識がありそうな人を基準に選びますが、人材紹介会社ほどコンサル業界で人によって差があるものはないんじゃないのかと思っています。

 

人材紹介会社のコンサルタントとは言っても特別な資格を求められるわけではありませんので、未経験でもコンサルタントを名乗ることはできるようです。そんな業界ですので、入社後に自分で色々なことを経験したり自ら学んだりして、本当の意味でのコンサルタントとしての地位を確立させていくんだと思いますが、その差が人によって激しすぎるといったところでしょうか。

 

 ベトナムにいてる年数とかである程度知識量は比例しますが、そこに比例しないコンサルは少し話せば分かります。人を紹介してもらえれば誰でもいいという考えもありますが、やはりコンサルと名乗る以上は頼りたいと思う人に仕事を依頼したいものです。