ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムで入院したんやけどさ

f:id:dtbh:20190515174054j:plain

3か月前ですけどね。夏(ハノイは5~9月ぐらいが感覚的に夏です)にも関わらずインフルエンザにかかり3日入院することになってしまいました。思い出した程度に振り返って書きます。今までインフルエンザにかかったことがなかったので、ただの風邪と信じ込んで2日ほど高熱と自宅で戦っていました。しかしさすがに何かおかしいと思い渋々病院に行ったわけです。すると見事にインフルエンザの診断を受けてしまいました。

 

適当に薬をもらって自宅で様子をみるということもできたのですが、医者が

「自宅に1歳弱の子どもがいるし、どうせ1週間ぐらいは出社できないんだから入院していけば?」

と言いますので3日ほど世話になることに。国際病院でしたが会社で保険に入っていましたので自己負担は無しで済みました。何気に初めて病気でベトナムの病院へかかります。というか人生初のインフルエンザ、人生初の点滴、人生初の入院と、初めて尽くしでした。

 

5人部屋で3人同じような症状で入院しているのがいたんですが、男性部屋だからなのかベットごとにカーテンの仕切りがありません。単に私がかかった病院がそうだっただけなのかもしれませんが、ローカルの病院では確実に仕切りカーテンはありませんのでベトナムスタイルということなんでしょう。

 

元々他人に対しても初対面でハードルが低い国民性なので、入院早々どんな理由で入院したのかなど質問責めに遭います。それ以前に私が外国人だと思って声をかけているわけではないので、ベトナム語が分かる外国人だと分かればそれ以外の質問もさらに加えられてしまいます。挙句のはてには看護師もそんな感じなので、「そっとしておいてくれ」と心の中でつぶやくのも数知れず。良くも悪くも退屈のしない入院生活でした。

 

3日だけの入院生活でしたが、嫁が都度必要なものを持ってきて、世話をしてくれたのには感謝します。こういった時にはやはり家族の存在はありがたいなぁと。(もし独身で入院していた場合は誰が自宅から下着などを持ってきてくれたのだろうか?)娘も一緒に見舞いにきてくれましたが、当然ながら父親の状況などわけが分かっていない感じでした。

 

ベトナムのローカル病院では色々難儀なことがありますが、国際病院であればとりあえず許容範囲ではあると思います。そういえばテレビは見放題で、食事はメニューを見て自分で選ぶスタイルでした。日本のように入院患者の栄養まで管理するという感覚はないようです。