ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

日本料理の色合いについてベトナム人嫁が思うこと

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先日嫁と日本食を食べていたときに嫁が一言、

「日本料理って茶色っぽい色合いのものが多いね。」

 

懐石料理など見た目をキレイに作っているものを言っているのではなく、恐らく醤油などを使って調理されたものを言っているのでしょう。確かにベトナム料理と比べると茶色っぽいものが多いというのは分かる気もします。まず基本の調味料として醤油や味噌が使われること、またそれらを使って煮込む料理は色合いが茶色っぽくなります。焼き魚や煮魚なども全体的には茶色の色合いが多いのも否定はできません。

 

一方ベトナム料理の色に関する印象はどうなのかと考えてみます。ベトナムでは野菜の場合、生の香草や煮野菜(塩で茹でただけで野菜の色は変わらない)が食卓に上がることが多いので、緑または鮮やかな色の割合が多い印象もあります。ベトナムの代表的な調味料ヌックマムで煮込み料理を作っても、いわゆる日本的な味が「しゅむ」まで煮込むことはありませんし。。。

 

色々な食材が入った筑前煮も色のイメージはと言われれば確かに茶色っぽいですよね。使う調味料的に煮込み料理全般そういう色合いになってしまうのは仕方がないと思います。 まあ嫁もそんな煮込み料理がおいしいと言ってくれてるわけなんで、とりあえず日本の煮込み料理万歳!