化粧をする日本人とすっぴんのベトナム人

先日取引先の日本人女性と休みの日に急用でスカイプ面談をすることになりました。通常その人とやり取りするときはテレビ面談なのですが、日曜日で自宅対応ということもあり、

「今日はすっぴんなんでテレビは勘弁してください(笑)」

と言われてしまいました。それを聞いて私は「あ～そういえば日本人だったな。」と思ったものです。こちらにいるとどうも日本人女性はすっぴんで他人と会いたがらないという感覚を忘れがちになります。

以前ベトナム人のすっぴん事情を書きましたが、ベトナム人女性はすっぴんであっても他人に会うことを嫌いません。どちらかという過度な化粧はこちらでは水商売系の女かもという先入観をもたれることもあり、化粧をするにしても控えめな人がほとんどです。

そんなすっぴんの顔を見慣れている私なので、イベントのときに派手な化粧をしたベトナム人を見たときは、それがまるでベトナム人ではないような錯覚を抱くこともあるわけでして。。。どういうことかと言うとベトナム人で目鼻立ちの整った美人は比較的濃い顔が多く、メイクによりそれが余計に強調されるわけです。化粧映えしやすい顔とでもいえばいいでしょうか。なのでまるで異国の人（西アジア系かな？）を見ているような感覚にされることがあります。（といっても人によりけりですが）

私の嫁はインド人みたいと言われるような眼をしていますので、やはり結婚式のように特別なメイクをしているときは日ごろ家で見る顔とは違って見えるわけで、それは派手な顔になります。

（＊写真は本物のインド人ですが顔の系統は大体こんな感じ）

なのでこちらは日ごろのメイクはほとんどせず、特別なイベントの時はかなり派手なメイクをする特徴があります。なのでミスコンなどで登場する女性はそれは綺麗な人たちが集まるのですが、日常生活を紹介するＶＴＲなどではすっぴんで登場するのでその派手さがなく、かなり普通に見えます。（ミスコンの候補者をすっぴんでテレビ放送に出すあたりも日本との違いを感じさせます）

すっぴんを見せないのはエチケット、女性の恥じらいと日本にいたときは理解していましたが、こちらではそんな感覚は一切ありません。