ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムにいる日韓人の住み分け

f:id:dtbh:20181127153626j:plain

ベトナムにいる韓国の在住者は日本の10倍程度と言われています。なので韓国人向けの施設がベトナムではあらゆるところで見られ、恐らくベトナムは韓国人にとって日本人以上に住みやすい国なのではと思われます。

こんな状況ですのでベトナムで韓国人と一緒に仕事をすることがなくても私生活で関わることは当然でてきます。今回はベトナム国内に住む日韓人の住み分けについて紹介します。

 

まず日本のメディアでは日韓のいざこざがよく放送されていますが、これにより一般人同士の意識も双方悪い方向へ向かっていることは否めません。しかし多くの人は日常的に韓国人や日本人と接する機会がないのではないでしょうか。

 

ではベトナムで住んでいる両国の在住者はというと、多くの人が取り立てて交流するということもありませんが、特に嫌い合うという雰囲気も有りません。というかお互いにとってベトナムは外国ですので外国人同士、つまり「ベトナム人ではない人」ぐらいの感覚です。日常生活のちょっとした1コマで接する機会も日本よりは多いと思いますので、それなりに双方弁えた態度で接しているようにみえます。私も韓国語は分かりませんが、英語が分かる韓国人とは結構楽しく話せます。

 

日本でも韓国でも双方の国を嫌い合うのはメディアの影響が多いのでしょう。もちろん日本側の視点に立てば韓国のやり方に嫌悪感を覚えることは多々あります。しかしこういった振る舞いも政府が勝手にやっていると思えば特になんとも思いません。なので韓国庶民もこういったことに振り回されずに冷静に見ることができれば今のような冷めきった関係にはならないのではないでしょうか。

事実海外に出ている韓国人はその辺りを冷静に捉えている人も多く、反日といったような雰囲気はありません。逆(日本人)も然りだと思います。結局メディアに影響されず、直に接してみると見えてくる部分も多いのでしょう。

 

ただ実際に接したからこそ分かる嫌いな部分もあるということもあると思います。知り合いの在住日本人でも韓国人のこういうところが嫌だと実体験で語っている人はいます。

ベトナム人に置き換えれば私はベトナム人と常日頃から接していますので、国民性という観点でいいところ、嫌なところはよく分かっているつもりです。

ただそれが国民性から来ているのか、単なる個人の性格から来ているのかを判断するように心がけており、たまたま嫌な性格のベトナム人に会ったにも関わらず「ベトナム人は嫌な奴だ」と結論付けるようなことにはならないように注意しています。