ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナム人技能実習生について思うこと②

ベトナム人技能実習生について思うこと①の続きです。

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ベトナム人実習生について箇条書きにして考えてみます。

 

①犯罪率の増加について

日本国内の国別犯罪数でベトナムがトップになったのは悲しいですね。実習生として入国するも結果的に失踪して犯罪に手を染める人も多いのが実情です。(まあただのバカから情状酌量の余地がある人まで色々いますが…)

 

②セクハラを受ける実習生

以前受け入れ予定の実習生の状態を視察するためにわざわざ日本からやってきた水産加工業の社長がいました。私も別の仕事目的でその場に居合わせていたのですが、年頃の女性実習生(20歳前後?)を隣に座らせて腰に手を回しています。その社長は日本でも日本人女性に同じことをしてるんですかね?

 

③日本人とケンカする実習生

現場ではキツイ口調が飛び交うことが多いため、ときどきケンカになるケースもあるようです。きちんと話をして丸く収めることもありますが、殴り合いのケンカとかになると圧倒的に実習生が不利な立場に追い込まれるようです。

 

④やたら厳しさを強調する組合

実習生を管理する組合というのがあるわけですが、私が出会った組合の人で自分たちがいかに厳しく実習生を管理しているかということを語っている人がいました。研修中の宿舎では自炊をさせて、食材も組合から提供されたものしか使ってはいけないようです。日本の企業文化に合わせた教育とかは必要かと思いますが、そこまで押さえつけなくてもというような気もします。

 

⑤恋愛禁止

相手が日本人であろうがベトナム人であろうが恋愛を禁止している組合企業も多いです。端的に言えば色恋沙汰でのトラブルを避けるため。もっとストレートに言えばセックスをして妊娠したら受け入れ側にとって面倒臭いからです。ただし実際は隠れて恋愛している人も珍しくありません。日本人彼氏がセックスを誘ったら帰国するときまで全力で拒否されたという。ある意味立派な実習生かと。

 

 

実際に実習生とかかわっている人は色々な思いがあると思います。やはり人と人ですから、良好な関係なら情も沸くでしょうし、険悪な関係ならベトナムそのものを嫌いになることもあるかもしれません。

これからもベトナム人が日本で増加するのは確実ですから、今後も色々なトラブルが予想されます。とりあえず日本国内における日本人のベトナムに対するイメージが今後どのように変わっていくのか気になるところです。

 

 

 

ベトナム人技能実習生について思うこと①

日本に来る外国人労働者には技能実習生という日本に技術を学びに来るという建前のシステムがあるわけですが、実際は出稼ぎ労働者の感は否めません。一応日本側は新興国に技術を教えるための実習制度だと謳っていますが、殆どの場合雇用側の「安い賃金で労働力が供給できる」という考えと、非雇用側の「母国よりも金を稼げる」という考えが一致して成り立っている制度です。

しかし同じ現場で働く日本人より安い待遇(ときに労基違反の会社も有り)や劣悪な生活環境を強いられるケースもあるため、アメリカからは労働奴隷制度なんて揶揄されることもあります。

 

私の知っているある日本の縫製企業はまともに日本人を雇用できる資産がないため、この実習生を使って労基違反の労働をさせて何とか経営を維持していました。その後従業員の告発で違法が明るみになり、実習生の受け入れを禁止させられてしまいます。そしてその後倒産に至ったとのことです。

 

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日本では人手不足が深刻で最近は老人の介護もこのベトナム人実習生にやらせ始めました。現在の日本では仕事はいくらでもあるようですが、いわゆる3Kの仕事のやり手がいないので、外国人を使ってこの人手不足を埋めようという目論見のようです。しかし日本語がビジネスレベルで堪能な実習生なんてのはいないわけで、実習生にはエリート層はまずいませんから、優秀な人材を引き当てるのは稀です。

 

時々日本にある企業で実習生が使い物にならないと文句を言っている会社もありますが、そもそも最低賃金程度しか支払わないで、どれだけ高いものを求めているのかというのが、ベトナムに身を置く日本人社会での常識です。

それもそのはず、ベトナムの日系企業でさえ優秀なベトナム人人材を取るのに苦労しているからです。募集して集まってくるのは日本でいう東大とか早慶卒のようなエリート層。それでも優秀な人材に巡り合うのは運次第と言われるほどです。

 

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高卒が多い技能実習生にそれと同じものを求めること自体がそもそもの間違いであるというもの。もちろん真面目とか性格の良しあしに学歴は関係ありませんが、物覚えの速さは雲泥の差があります。(日本の大卒、高卒よりも差が顕著)

ですので、日本で実習生の能力不足について文句を言っている企業に対してはこう言いたい。

 

「本当に優秀な人材がほしいのなら給料をもう10万円上乗せしなさい。」

 

と。まあ「それができたらそもそも技能実習生なんか雇うか!!」という社長さんが大半でしょうけどね。

 

 

続きます 

 

 

 

ベトナム人夫婦のセックス回数から見えること

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イギリスのコンドーム会社が定期的に調べている「夫婦の年間セックス回数調査」というものがあります。日本ではこの調査結果で毎回最下位になるので、そのことがよくネタにされるのですが、回数で言えば年間42回程度。夫婦歴が何年とかにも依ると思うのですが、それでも週一回ぐらいのペースで夫婦生活が営まれているとしたら、「いいほうなんじゃないの?」と私個人的には思ってしまいます。

 

上位は常に欧米勢が席巻するわけですが、一位はおおよそ3日に一回程度のペースなわけですから日本の平均的な感覚だと正直きついかなぁという印象です。日本も頑張って週2回のペースにすれば順位は大幅に上がるんですけど。まあどうでもいいことですが。。。

 

ところでこのセックスの回数の順位をアジアに絞って眺めてみると少し異なる見方ができそうです。アジアの上位を見てみると1位インド、2位中国、3位ベトナムと続きます。この回数調査がどこまで正確なものかは定かではありませんが、アジアでは公的に風俗やポルノが禁止されている国が上位に来ているのが分かります。そう考えるとポルノ大国の日本がアジアでも最下位というのも理にかなっています。

 

 

一昔前の日本で田舎の人はやることがないからセックスに興じて子だくさんになるとか、できちゃった結婚が多いとか言っている人がいました。実際のところはともかく、実はベトナムでも夫婦について似たようなことが言われています。しかしアダルトビデオなどのポルノの存在とセックスの回数の相関性というのは気になるところです。確かに最近は若者がセックス離れしているということをよく聞きますし、その理由の一つとして若い頃から過激なポルノに触れるからだという識者もいます。

 

しかし理由はそう単純でもないそうで、それなら現在はインターネットを使って国を問わずアダルト動画を見れるじゃないかという意見も出てきます。どうやら日本の職場環境のストレスなど様々な要因が絡まっているというのが実のところだそうです。

 

ベトナム人の友人が

 

 

「日本人がセックスしないのはポルノが発展しているからなんですね。だから少子化になってるんですね(笑)」

 

 

と言ってました。少子化の理由は違うと思いますが、あまりシャレにならない冗談に聞こえます。

 

 

 

 

 

嫁に二日酔いの世話をさせるベトナム人夫

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酒が好きな私ですが酒癖の悪い人間は大嫌いであります。ほとんどの人は酒癖の悪い人は嫌いなのではないかと思われます。ところでベトナムではまだまだ女性が酔っぱらうのはいけない社会なので、女性が酒を飲むというのは憚られる傾向にあります。

 

ですので家庭内でも夫が飲酒、妻はその処理というのが必然的になるのですが、夫の中には酒を飲んだ後の世話を嫁がするのは当然の責務だと考えている人もいます。この傾向は田舎へ行くほど強いそうで、先日嫁の友達が会社でこんな愚痴をこぼしていました。

 

「昨日旦那が泥酔して帰ってきたのよ。時間も遅いから子どもを寝かしつけて私も寝る準備をしていたんだけど、帰ってきたと思ったら即行床に吐いちゃったのよ。もう最悪だったわ!」

 

聞けばこの女性はその汚物の処理をして翌日旦那に怒ったらしいんですが、その旦那は謝るどころか嫁だったら当然のことだと逆切れしたんだとか。さすがにそんな態度をとられたその女性は悲しくなって実家の親に電話を入れたんだとか。

 

こんな旦那が普通というわけではありませんが、ベトナムの農村部ではまだまだ男尊女卑の傾向があり、女性が家事やら旦那の世話を何でもしなければならないと考えている人も多いそうです。

一方都会育ちの若い子では、男女ともにそんなことはしてはいけないというような認識が浸透してきており、仮に旦那が上記のような態度をとった場合、都会育ちの女性だったら逆に恐ろしい目にあわされるといったような冗談話もよく耳にします(笑)

 

しかしハノイでは夫婦両方が田舎から出てきた組み合わせというのも多いですから、自分が育った家庭と照らし合わせて、こんな感じの夫婦関係も少なくないんだとか。

 

余談ですが私はよく酒を飲みますが、酒が原因で嫁に直接的な迷惑をかけたことは一度もありません。仮にもしそんなことがあったら嫁にどんな態度を取られるか少々恐れている部分もあります。何にせよ、酒はスマートに飲みたいものです。

 

 

 

用心すべきはベトナム人ではなく日本人だったという話

ベトナムローカルの世界に身を置いてベトナム生活を始めたので、日系社会に本格的に関わるようになったのはベトナムに来てから3年ぐらいたってからでした。

ベトナムに来てから文化や習慣の違いに戸惑いつつも、人間的な部分での衝突がほとんどなかったのは私がベトナム人にとって外国人であったからなのかもしれません。しかし日系の社会に身を置くとお互いが日本人であるということから、相手を見る視点も変わってきます。

 

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同じ国同士であればどこの国でもあると思うのですが、ベトナム人と接するときより日本人と接するときのほうが人間関係で悩まされることがあります。もちろんベトナム人でも性格の悪いのはいますし、単に外国人と接するときに素の部分を出していないというのは容易に分かります。

そういった事情があるにせよ、こちらに来てから日本人と接するときのほうがそんなことを思う機会が多いというのはなんとも悲しいものです。

 

私の友人の日本人女性はベトナムの日本人女子コミュニティーから干されたみたいなことを言っていました。私が察するにその人は何でもズバズバ言うので、そのコミュニティーの人からすれば面白くなかったんでしょう。

他にはある駐在員妻の方で、露骨に現地採用妻から避けられたりしたと言っていました。その方は大手企業の旦那の帯同として来ていたのですが、恐らく駐在員妻としてのゴージャスな生活が鼻についたのではと考えています。正確な理由は分かりませんが、嫉妬とかそんなものも含まれているのではないかと。

 

また同じ現地採用同士の日本人の話ですが、自分の立場を守るために他の現地採用社員を陥れるようなことをするという話も聞いたことがあります。一部のサークルや日本人ばかりが入居しているようなサービスアパートメントでもそのようなことがチラホラあるという。。。

 

「外国だから少ない日本人同士助け合っていきましょうね!」というのはありますが、一方で自分の立場を守るために上記のような行動をとる人も少なからずいるようです。

海外に来て日本人との関係に悩むというのは本当に煩わしいものです。

 

 

 

ベトナム嫌いのブログも面白い

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在住者でベトナムに関するブロガーはそれなりにいるわけですが、内容は人によって様々です。現地の情報をメインに扱う人もいれば私のように日常で感じたことを書き綴っているようなブログもたくさんあります。

その中で私が時々目を通すのはベトナム嫌いの人が書くブログ。そこまで嫌いなら何で住んでるの?って思うぐらい、「いかにベトナムが嫌いか」、「日本より劣っているか」を書き綴っています。

 

正直ベトナム人ベトナム好きの人が見たらあまりいい気はしないかと思います。一方私は決してベトナム嫌いというわけではないのですが、興味本位でこれらのブログに定期的に目を通しています。

というのも、ベトナム嫌いの理由が私にとって共感できるかどうかというところに照らし合わせて読むと非常に面白いからです。

 

書き手の人が嫌う理由が正論なのか、単にその人の性格的に合わないからなのか、あるいは異文化に対するキャパが狭いからなのかなど、色々考えさせてくれます。

また長くベトナムに住んでいると日本人的な感覚がマヒしてしまうケースもありますので、時々こういったブログに目を通して日本人の標準を見失わないようにもしています。(実際ベトナムにはまっている人の中には日本ではズレてる人も珍しくない)

 

そう言えば最近日本で迷惑をかけているベトナム人も多いそうですが、そういった被害に遭われた日本人の方で「ベトナム人 ムカつく」とか「ベトナム人 迷惑」とかいった言葉で検索すると、タイトルのようなブログに行きつきやすいのではないでしょうか。

ただ一応ベトナムの肩を持つと、日本で迷惑をかけるベトナム人ベトナムでも非常識人である可能性が高いです。ベトナム嫌いのブログは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」精神で書いてあるのもありますので、あまりベトナムの国全体に関して偏見を持ち過ぎないように願いたいものです。

 

 

 

 

 

ベトナムに住んでからバイクに詳しくなった件

今更ながらベトナムに住んでからバイクに詳しくなったと思います。とは言っても趣味や道楽でバイクを愛好している人と比べれば全然ですが、日常の足で使う上でメンテナンスなどの知識は自然と身に付きます。

日本にいたときは電車と車の生活(てか自転車が一番多かった)だったので、バイクは全く興味がありませんでした。バイクを乗り回している私の友人も皆趣味で乗っていた連中ばかりです。f:id:dtbh:20171207211639j:plain

というわけで原付しか乗ったことのない私がベトナムでバイクデビューをするわけですから、最初の頃はメンテナンスに関する知識もほぼゼロ。異常が出始めたときに修理屋へ持っていくと、修理工の人から

 

「こんな使い方してたらバイクの寿命が縮まるぞ!」

 

とよく怒られたものでした(笑)こちらの社会ではバイクが浸透しているので、素人でもバイクに詳しい人はかなりたくさんいます。それこそ何か故障があったときに自分で修理することはできなくても故障の原因が何なのかを自分で特定できる人は多く、修理屋へ持っていくときも

 

「〇〇がおかしくなったんだけど、ここでその修理できる?」

 

というように始めから修理の技術がその店にあるかどうかを聞くところから始めるあんちゃんも珍しくありません。私のように「何かおかしくなったから見て」というのは男性だとちょっとカッコ悪いそうです。

ベトナムという国がそうなのか分かりませんが、こちらの男性は日本人より日曜大工が得意な人が多いです。例えば以前私の会社でコンセントが少ないから新しくつけると言ったスタッフがいました。てっきり業者に頼むのかと思いきや、自分でコンセントの中の線をいじって拡張して作ってしまいました。

日本では専門家以外コンセントをいじってはいけない決まりがあるそうですが、素人でコンセントの中身を熟知している日本人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

 

他にも何かの設備を改造するとかでもよく自分で工具などを駆使してやってしまう人がたくさんいます。こういった姿は机上の学問しかしてこなかった私にとって非常に頼もしく映ります。こういう生活力っていうのをもっと身につけたいものです。

 

 

ベトナム人の喘ぎ声?

性絡みの話題です。不快な方は読み飛ばしてください。

 

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ベトナム人の友人からこんなことを言われました。

 

 

友人「日本の女性はセックスのときの声が大きいですね。」

 

私は「日本の女と寝たことあんの?」

 

友人「いえ、動画で見ました。」

 

 

いつものAV風評被害です。私も日本のすべての一般女性がセックスのときにどれぐらい声を出すのか知りませんが、少なくともAVの世界ではそれも演技の一つであるということぐらいは把握してます。日本の女性がAVを通じて誤解を受けているというのは以前の記事にも書きましたが、ここでもやはり同じことが起きています。

そもそもその友人はベトナム人の女性しか知らないので、それと比較してそういう発言に至ったのでしょう。この場合、一般女性とAV女優を同じ天秤で比較したところに間違いがあるのかと。

 

セックスの声といえば、昔某アジアの国出身の女性が日本のAVにデビューするということがありました。容姿は日本人受けする美人だったようですが、セックスのときに上手く声を出す演技が下手だったため人気が出なかったようです。

こういう事情を鑑みると男性(日本人)はセックスのときの女性の声はかなり重視しているということが窺えます。一方素人の女性ではAV女優のように声をあげてセックスする人のほうが少数派ではないのでしょうか。

 

ところで喘ぎ声はその国の言語に依るというのは個人的に興味深いところではあります。数年前にあるハーフの友人で両親の2言語をどちらも遜色なく操ることができる人がいました。

その友人曰く、自分の第一言語がどっちかと聞かれると正直微妙だったらしいですが、セックスの喘ぎ声で使う方を第一言語だと信じていると笑いながら話していました。女性ですがこんなデリケートな話を豪快に語ってくれたのは何とも新鮮な感じがしたものです。

 

 

 

 

ベトナム人を日本へ呼ぶ方法②

ベトナム人を日本へ呼ぶ方法①の続きです。

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 前回書いた書類の他に知人関係を証明するための物も求められます。一般的なのは一緒に映っている写真とかのようですが、メッセージのやり取りの履歴などでもいいようです。他にも日本人のパスポートのコピーや住民票なども必要になります。また日本に滞在中の予定表も必要なので注意しましょう。

 

さて、前回を跨いでごちゃごちゃになってきたので少し整理します。

 

・パスポート、申請用の写真+以下①~⑧

①ビザの申請書

②招聘理由書

身元保証

④日本人の所得証明

⑤知人関係を証明できる書類

⑥招聘人のパスポートコピー

⑦住民票

⑧滞在予定表

 

面倒臭いですね!

これらを全てそろえて日本大使館または領事館へ提出します。怪しいところがなければ1週間ほどでビザが発給されます。日本とベトナムでお互いが離れていると書類準備が大変ですので、可能な限り一緒にいる間に必要書類や準備などは済ませておいた方がスムーズでしょう。

ベトナムでは頻繁に法律が変わりますし、曖昧な部分もありますから都度大使館などに確認をしたほうが無難です。一度申請が却下されると同内容での申請が6か月できなくなるので注意してください。

 

因みに技能実習生と恋愛関係になった場合は実習修了後に一度帰国しなければなりませんので注意してください。まあほとんどの実習生は3年ぶりに帰国して家族に会いたがるものですが、失踪中の実習生とかは帰国の時期が曖昧です。どちらにしても一度失踪してしまうと不法滞在扱いになりますから、日本での恋愛を続けるのは困難になりますので事前に理解しておくことをお勧めします。まあ日本人がずっとベトナムで暮らすというのなら気にすることもないんですが。。。

 

以上がベトナム人に個人で観光ビザを取らせる基本的な流れです。滞在期間は人によって様々ですが長くても2週間~1か月のビザぐらいがスムーズに取りやすい気がします。これからベトナムの友人または恋人を日本に呼びたいと考えておられる方は参考にしてください。

 

 

*本記事は個人調べのものですので、ビザの申請などに関する手続きは全て自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ベトナム人を日本へ呼ぶ方法①

最近このタイトルの質問が増えてきたように思います。まあそれだけ日本とベトナムの関係が進んでいるということでしょうが、呼び出す背景は色々かと思います。ただし仕事の都合で呼び出すというケースは会社なり専門のコンサルタントに相談するでしょうから、私のところに聞きに来る人は個人的な理由の人が大半です。というか男女ともに恋愛関係がほとんどです。

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で、ビザとかに日頃あまり関わらない方にとっては色々ややこしい部分はあると思いますので、私に相談に来るケースで多いのものを一旦ここらでまとめておきます。

まずは呼び出す日本人は大きく以下の2パターンに分けられるかと思います。

 

 

①日本で知り合った恋人がベトナムに帰ってしまったので再度日本へ呼びたい

日本で生活しているベトナム人と恋人になったケースです。ベトナム人の身分としては留学生、技能実習生、会社員がほとんどかと。不法滞在者の場合は厄介。

 

ベトナムで知り合った恋人がいるが自分が日本へ帰るので恋人を日本へ呼びたい

日本人が何かしらの理由でベトナムに滞在中にベトナム人と恋人になったパターンです。ベトナム人の身分は多岐にわたるでしょう。

 

 

ベトナム人が個人で日本行のビザを申請する場合、まず日本人の助けが必要になります。もしベトナム人単独で申請する場合、多額の金があることを証明する必要があります。これはビザ代とかではなく、仮に日本で困ったことがあったときに自分で弁済する能力を求められるからです。金額に明確な規定はありませんが、一説では数百万円の預金口座または所得証明などが必要らしいです。

 

なので日本人が助ける場合は旅行ビザなら間違いなく「知人訪問」の枠でビザを取らせることになります。

そこで必要になるのが「招聘理由書」と「身元保証書」。これはなんのためにそのベトナム人を日本へ呼ぶのか、もし何かあったら誰がそのベトナム人の面倒を見るのかといったことのために必要な書類です。

 

続きます

中国製にガッカリするベトナム人

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日本へ帰国した時には同僚のベトナム人にお土産を買って帰ることがお約束ですが、ときどき日本で買ってきたお土産に関してこんなことを言われます。

 

同僚「これ中国製じゃないですか!?手を抜かないでくださいよ(笑)」

 

折角買ってきても中国製だと嫌だという気持ちがプンプン出ています。まあこの同僚も悪気があって言ったわけではないのでスルーしますが、そもそも中国製というところを一緒くたにすることが間違っています。

 

ここのところ結構勘違いしているベトナム人は多いんですが、ベトナムで売られている中国製は確かに粗悪品が多いです。日本で売られている中国製より明らかに劣ります。ただこれは中国で生産したものをベトナムに卸すベトナムの会社の品質管理が甘いというところに起因します。

日本の場合は消費者の要求も高いですから、同じ中国製でもかなり品質に厳しく目を通さないと消費者に相手をされません。それに日本は商品の不良があれば店ですぐに交換してくれますが、ベトナムの場合下手をすれば「買うときにチェックしなかったあんたが悪いんでしょ?」みたいな対応をされるケースもあります。ですから自動的に中国製は買うのをやめようとなるわけです。

 

 

同僚「てことは販売するベトナム側に問題があるってことですか?」

 

私「まあ平たく言えばそういうことだね。」

 

同僚「……」

 

 

何となく理解したけど納得できないような表情で引っ込んでいく同僚でした。そういえば以前ベトナムの山間部のほうで中国製の電気毛布を使っていた人が感電死したという事件がありました。そのときも販売元のベトナムの会社云々よりも、「これだから中国製はダメなんだ」みたいな感じで意見が纏まっていたような気がします。

 

しかし電気毛布で感電死って…それを生産する中国とチェックするベトナムの甘さに脱帽です。

 

 

テロリストはベトナムに興味がない!?

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治安の良さでは評判のいいベトナムでして、先日それを更に上乗せする発表がありました。それは「ベトナムは最もテロ被害に遭いにくい国」だということです。

オーストラリアに本部を置く経済・平和研究所というところの調査によると調査国180か国中ベトナムは最もテロに遭いにくい国の分類に入ったとのことです。危険度指数0ポイントだということですが、ベトナムは国外はおろか国内でも情勢が安定していることからこの結果になったとのことです。

 

このことをベトナム人に話してみると、

ベトナムでテロ起こしても意味ないからじゃないですか(笑)もちろん国は被害を受けますけど、そんなに世界から関心を集めなさそうですし」

と言ってました。

 

一方日本の順位は58位。これが高いのかどうかは何とも言えませんが、少なくとも上位3分の1ぐらいには含まれているということのようです。しかし日本ではテロと聞けばイスラムの過激派とか一昔前のカルトな宗教団体が浮かびそうなものですが、北朝鮮のミサイルはテロに含まれないんですかね?

ベトナムでは連日北朝鮮が日本近海に向けてミサイルを飛ばしたというニュースが流れていますが、日本に住んでいる人は表面上特に変わりなく生活を送っているという事実に嫁も驚いています。


まあ気にしてられないぐらい頻繁に挑発的なことをやってるわけですからイチイチ構っていられないというところでしょうか。。。

 

 

 

日本人の英語力がベトナム人に逆転されたって話

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日系企業ではある程度の英語は理解できるベトナム人がほとんどです。とは言ってもローカル企業や地方では全く英語が分からないという人もザラにおり、ベトナム語が分からなければ生活に困るケースもチラホラ。一方で日本から出向してきている日本人でベトナム語も英語も分からないと豪語している日本人もよく見かけます。

 

そこで時折気になるのが「ベトナム人と日本人のどちらの方が英語ができるのか」という疑問。普通に考えれば教育でも先を言ってる日本のほうが上だろうと考えるべきですが、ある調査で今年ついに逆転されたという結果がでました。

 

スイスに本部を置くグローバル教育機関の調査によると、非英語圏の国を対象に各国の英語力を調査したところベトナムは80か国中34位、日本は37位とのことです。アジア圏内で絞ってみると上位はシンガポール、マレーシア、フィリピン、香港など社会的背景でよく英語が使われていたり多民族国家であることが窺えます。

 

近年ベトナムでは英語教育に力を入れており、テレビでも頻繁に英語教育の啓発に関係するような番組が流れています。それに加わり英語ができるかどうかで収入が2倍ぐらい変わるわけですから、学習のモチベーションにもなるだろうと思われます。実際ベトナムでは近年多くの外資企業が進出していますから、語学力を発揮する舞台はたくさんあります。

 

しかし気になるのは日本の位置。かなり前から英語の重要性が叫ばれていますが新興国から抜かれていくというのもどうかというところが正直な感想です。もちろん語学力だけで教育すべてを語ることはできませんが、少なくとも日本人は英語が下手だという印象がベトナムでもあります。

最近では日本の子どもの国語力も低下していると言われてるみたいですから、日本人の言語力はどこへ向かっているんでしょうか?

 

いずれにしても日常で英語を求められることが少ない日本では自然と学べる機会も少ないでしょう。また英語ができるからといってあからさまな収入アップに繋がるかと言われれば日本の場合そういうわけにもいきません。(語学をツールとして職務の幅が広がり結果的に収入が上がるということはあるでしょうけど)

なので英語ができる人というのは結果的に強制的な要素がない限り、海外に興味があるとか語学が好きだとか、そういう部類の人達が大半なのではないかと。

 

日本の教育現場でも英語力改善のために色々腐心されてますが、恐らく社会で強制的に使うことを求められるか、何かモチベーションに繋がる物理的な恩恵がない限りは今後も右肩下がりの順位をたどるような気がします。

 

 

 

ベトナム人の水着事情

少し日本では季節外れですがベトナムは南へ行くほど常夏なので、海などのレジャーはこの季節でも盛んです。先日職場の同僚が有給でベトナムのリゾートアイランドに行ってきました。そこでフェイスブックに投稿したビキニ姿が職場で話題になっています。

 

以前別記事でベトナム人は金槌が多いということを書きましたが、金槌でも海好きの子は結構します。女子は絶対に日焼けをしたがりませんが、それでも海に行きたがる女子は多いです。

では、海に行くにあたってどんな水着を着るかということですが、最近では様々な水着のデザインが販売されており、好みに応じて色々な水着を着用しているようです。

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男性の場合子どものころに河とか池で泳いでいたという人は水着なんて着ずに上半身だけ脱いで泳いでいたとのこと。しかしプールとか海に行ったときにさすがにそれではマズいので、日本のようにハーフパンツの水着を着ている人が一番多いです。

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一方女性ですが、学校にプールがないようなところで育った人はそもそもスクール水着のような競泳用の水着は着たことがありません。私の嫁もそこに含まれるわけですが、そういった人にとってはビキニの水着はなかなかハードルが高いらしく恥ずかしいとのこと。一応セパレートですが、写真のように露出は極力抑えめの水着が好まれるようです。

 

日本の海に行ったときに見かける露出の多い水着を着ている女性はこちらではあまり見かけません。どちらかと言えばモデルがプロモーションで着るためのものという要素の方が強い気がします。公共のプールや海で着てしまうとかなり目立ってしまい、相当プロポーションに自信があり、且つ人に見られ慣れている人以外は恥ずかしいとのことです。

 

 

ベトナムでランニングをする度に思うこと

ベトナムでは近年健康への意識が高まっていることからスポーツジムが街のいたるところで見られます。特に最近ブームのタワーマンションには必ずといっていいほど階下に併設されています。

私も学生のときにジムに通っていたことがあったんですが、社会に出てからは仕事の時間が不規則なことを考えると、会員になったところで元がとれないと判断したので退会しました。今でもそんな経験からあまりジムに入会しようという気はありません。

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とは言っても運動は好きな部類でして、30代でもだらしない体になるのは格好悪いという自覚もあります。なので定期的に簡単なランニングと自宅での筋トレぐらいはずっと継続してやっています。で、筋トレは自宅でするので問題ないのですが、ランニングに関して些か心配なことがあります。それはハノイの空気が悪いということ。

 

外をランニングするときは比較的車通りの少ないところを選んで走っているので、砂埃などに困るということはないんですが、大気汚染による影響はどうなのかなということです。ハノイベトナムの中でも基準値の数倍ぐらい汚染があるようなので、空気の悪さに関する心配は現地のベトナム人でも同じです。一説では北の中国からPM2.5が流れてくるから、大都市のホーチミンよりも汚染がかなり深刻だという話も聞かれます。

 

なので外で健康のためにランニングをするのは寧ろ不健康なのではないかとよく考えさせられます。地元の富裕層でもそのためにランニングは室内のランニングマシーンを使っているという人もいるほどだそうで。。。年を取ってから影響が出るような蓄積型の被害というのは本当に判断が難しい所です。

こういった空気事情も近い将来劇的に改善されればと願うこの頃です。