ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

用心すべきはベトナム人ではなく日本人だったという話

ベトナムローカルの世界に身を置いてベトナム生活を始めたので、日系社会に本格的に関わるようになったのはベトナムに来てから3年ぐらいたってからでした。

ベトナムに来てから文化や習慣の違いに戸惑いつつも、人間的な部分での衝突がほとんどなかったのは私がベトナム人にとって外国人であったからなのかもしれません。しかし日系の社会に身を置くとお互いが日本人であるということから、相手を見る視点も変わってきます。

 

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同じ国同士であればどこの国でもあると思うのですが、ベトナム人と接するときより日本人と接するときのほうが人間関係で悩まされることがあります。もちろんベトナム人でも性格の悪いのはいますし、単に外国人と接するときに素の部分を出していないというのは容易に分かります。

そういった事情があるにせよ、こちらに来てから日本人と接するときのほうがそんなことを思う機会が多いというのはなんとも悲しいものです。

 

私の友人の日本人女性はベトナムの日本人女子コミュニティーから干されたみたいなことを言っていました。私が察するにその人は何でもズバズバ言うので、そのコミュニティーの人からすれば面白くなかったんでしょう。

他にはある駐在員妻の方で、露骨に現地採用妻から避けられたりしたと言っていました。その方は大手企業の旦那の帯同として来ていたのですが、恐らく駐在員妻としてのゴージャスな生活が鼻についたのではと考えています。正確な理由は分かりませんが、嫉妬とかそんなものも含まれているのではないかと。

 

また同じ現地採用同士の日本人の話ですが、自分の立場を守るために他の現地採用社員を陥れるようなことをするという話も聞いたことがあります。一部のサークルや日本人ばかりが入居しているようなサービスアパートメントでもそのようなことがチラホラあるという。。。

 

「外国だから少ない日本人同士助け合っていきましょうね!」というのはありますが、一方で自分の立場を守るために上記のような行動をとる人も少なからずいるようです。

海外に来て日本人との関係に悩むというのは本当に煩わしいものです。