ベトナム人嫁が聞くSIMフリーって何?
日本もようやくSIMフリーという言葉が定着してきました。これまでの大手キャリア携帯から格安という点で注目を浴びていますが、サービスの関係や保証に関する問題などから乗り換えるにはイマイチ踏ん切りがつかないユーザーも多いそうです。
ところでこのSIMフリーて何?と疑問を抱いたのが私の嫁でした。というのもベトナム(てか多くの国)ではSIMフリーが当たり前なので、そもそもSIMロックなんてのが非常識な話なわけです。嫁から言わせれば「何で自分が買った端末なのに自由に使えないのよ!」とのこと。
まあ日本の場合、携帯電話の値段がそもそも高すぎるというのが正直な印象です。例えば基本使用料なんていうのはベトナムでは皆無ですし、店の中に入れば無料のWi-Fiサービスは当たり前です。それに加えて日頃の通話もインターネット経由の無料通話を利用すれば携帯代は端末さえ買ってしまえばほとんどかかりません。
私は電話代は会社もちですが、それでも仕事で電話をよくかけるにもかかわらずせいぜい月1000円程度です。因みに嫁は月200円程度。
いくら物価が安いベトナムとは言え、日本のスマートフォンユーザーがゆうに使用料月1万円を超えているという事実を鑑みると正直かかりすぎではないのかという印象です。サービスや保証という点ではこちらでは端末を買った店で1年間は保証期間になります。ただそもそも修理代自体が安いの有償になったところで、じゃあ新しい端末を買った方がいいという考えにはいたりません。
参考までに私が日本で買った端末で調子が悪くなったので日本の会社に相談したところ、有償で8000円かかると言われてしまいました。端末が2万円程度で1年半ぐらい使っていたので悩みましたが、ダメもとでベトナムで修理を相談してみると1000円で直すことができました。これには流石に日本のサービス事情を色々考えさせられたものです。
そういえばベトナムでは数字で縁起のいい番号を選ぶ傾向がありまして、そういった社会的に良いとされる番号のSIMカードがオークションで出されて高値で落札されることがあります。この前どこかの富豪がSIMカードを300万円で落札したなんていうのがニュースで話題になっていました。
そんなことに大金をはたけるのもベトナム人の金持ちらしい行いです。