独自性に欠けるベトナムの食堂
わざわざレストランに行かずともさっと食べて、安く済ませることのできるベトナムの食堂。大体一食150円程度で食べられるので、普段使いには財布にも優しいのですが、どこの店に行ってもメニューが変わらないところに少し残念な気持ちがある今日この頃です。
一般にベトナムの食堂というとぶっかけ飯や、焼き飯、焼きそば、フォーなどを置いている食堂になるわけですが、どこの店にいってもメニューが変わらないのでメニューを見る必要がないという。焼き飯は「ベトナム風高菜と牛肉入り」か「ミックスベジタブル」の2択がテッパンメニューです。
しかしこれだけ色々な食材があるのにどうしてメニュー開発をもっとしないのだろうか?と思います。同じような店が軒を連ねているわけですから、その店の独自性がヒットすれば差別化にもつながると思うのですが。。。
まあそういった独自性の発想というのはベトナム人の苦手とするところでして、現在は科学技術でも先進国の後追いかパクリといったところが主流です。なので次から次へと新商品を開発する日本の研究精神は素晴らしいかと。
料理という部分で言うと、ベトナム人はあまり冒険したがらない人が多い気がします。つまり食べたことのないものを食べてみようという精神があまりないということでして、新しいメニューを開発したところでヒットしない可能性の方が高いのかもしれません。
「ベトナム料理以外は食えたもんじゃない」と考える年配の方も多い社会ですから、味覚のキャパも狭いのでしょう。(そこのところベトナムで日本料理しか食べようとしない日本人にも当てはまりますけどね)