ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナム女子が固いブラジャーを好む訳

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一般にベトナム女子は固いブラジャーを好むらしいです。といっても私は男で特にブラジャーに詳しいわけでもありませんので、どれぐらいの固さが標準なのかはよく分かりません。あくまで聞いた話で固いブラジャーを好むとのことです。

 

で、どうして固いブラジャーを好むのかといった話です。ある日本女性の話では確かに日本のものと比べて固いような気もするとのこと。一説では一般的に細身で貧乳が多いベトナム女性では服を着たときにどうしても胸の凹凸が出にくく見栄えが悪くなるからではと言われています。つまり固めのブラジャーをつけることで、胸の形をより作りやすくしているということです。

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確かにアオザイを着ている女性は通常より胸が大きく見えるというのは有名な話です。それはもともと身体のラインが出る服ということもあるんですが、上記のような補正下着の効果も手伝っているはずです。一般の女性でもアオザイのときはパッドを入れている女性も多いらしいですから。

 

そういえばベトナムでバイクを運転するときに女性を後ろに乗せると、女性のおっぱいが背中に当たるというのはよくあることですが、私も初めてこの体験をしたときはドキッとした気持ちと同時に

 

「ブラつけてるオッパイってこんな固かったっけ?」

 

と感じたことを覚えています。そのときは単なる個人差ぐらいのもので片づけていましたが、今思うとやっぱり日本のブラより固いものをつけているということなのかもしれません。

 

 

ベトナム風味の日本料理って何だ?

今日嫁が本屋で「ベトナム風味の日本料理」という本を買ってきました。嫁も日本料理を勉強したいという気持ちがあるのでしょう、それについては嬉しいのですがベトナム風味というのが何とも興味をそそります。というか「タコ焼き」のことを「トコヤキ」と誤表記しているあたり既に怪しさ満載です。

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とりあえず本を開いて読んでみるもなんて事はない、ベトナム料理に無理やり日本料理っぽさを取り入れたような料理が並んでいます。これを何も知らずに日本人が見たらベトナム料理の紹介かな?と思うようなレベルです。そもそも照り焼きと書いてあるのに何で白いソースがかかっているんだ?とツッコミどころ満載の本なわけですが、嫁のように何も知らないベトナム人が買ったら、これが日本料理だと思い込んでしまう可能性があるのは怖いところです。

 

ところで各国料理に優劣をつけるのはナンセンスだと思うんですが、日本料理は何かと手間がかかる調理が多いように思います。その手間が奥行きのある味わいを生み出しているというのが、最近分かるようになってきました。そういう意味ではベトナム料理はおいしいのはおいしいんですが、深みのある味わいという部分はない印象です。この深みのある味わいというのはかなり抽象的な表現ですので、嫁に説明するのも難しいのですが、ハノイにある日本料理屋でもこの深みを出せる店が生き残れる一つの基準になっているような気がします。

日本料理と言われると正確には違うのですが、ベトナムでのカレーの不人気は私にとって悲しいところです。というか単純に食べ慣れない味なので、受け入れられる人が少ないというのが専らの現状です。私の嫁も例外ではありません。嫁もカレーが好きではないので、いつも嫁がいないタイミングを見計らって一人でカレーを食べている自分がいます。ハヤシライスは結構好きな嫁ですが、食卓にカレーが並ばない家庭というのはカレー党の私にとっては悲しいところ。将来子どもができて、ベトナムで生活をしていたらカレー嫌いになってしまう可能性が高いので、できるだけ子どもには小さいころからカレーを食べる習慣を身に着けさせようと密かに考えています。

 

まあカレー嫌いだったら社会的に困るということはないんでしょうけど。。。

 

 

ベトナムの建設ラッシュに乗るべきか

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近年不動産投資に注目を浴びているベトナムですが、投資目的ではなく自分の生活のためにマンションを購入しようか最近考え始めています。市内の中心部は結構な富裕層でないと手が出せない値段ですが、少し郊外へ行くと日本の三分の一ぐらいの値段で新築のマンションが購入できます。

特に最近では都市部でのマンション需要が高まっており、毎月新しい高層マンションが立ち上がっております。実際の建築レベルはどうかというところですが、これも日系の建設会社が最近はローカルの建設会社をライバル視しているぐらいですから質に関しても悪いものではないようです。

外国人のために建てられたようなマンションは値段がべらぼうに高いですが、ローカル向けのマンションは質もそこそこに値段もあまり高くありません。ただベトナム語が分からなければ困ることはたくさんありますし、外国人のみで購入というのは色々ハードルがあります。私の場合はベトナム人の配偶者がいるのでその点はクリアなわけですが、あとは腹をくくってハノイに骨を埋めるのかというところですかねぇ…

 

以前ベトナム人の友人が言っていたのは、安いマンションほど田舎から出てきた人が住むケースが多く、明らかにキャパオーバーな人数で済むようなことも珍しくないとのこと。またこういった家庭の場合モラルの意識も低く、大音量でカラオケをやりだしたりゴミを廊下に捨てたりと、いろいろ近隣に迷惑をかけるような可能性が高いとのことです。最近では都市部と田舎で収入差ばかりが注目されがちですが、モラル差も確実に広がっていると、その友人は言っています。

 

私も住宅を買うとなるとその隣人がどんな人かというのは非常に気になるところです。特にベトナムの場合は日本人よりもモラルとかの部分で不快な隣人になる可能性が高いわけですが、こればっかりは運に頼るしかなさそうです。賃貸なら引っ越してしまえば早いわけですが購入となるとそうもいきませんからね。

 

 

ベトナム人の隣国意識

さてベトナムに戻ったのでまたベトナム内の記事に戻ります。海外旅行がまだまだ一般的ではないとはいえ、少しづつ富裕層の増加に伴い海外旅行が注目されるようになってきた昨今ですが、行きたい国というのはかなり偏りがあるような気がします。

 

まずほとんどのベトナム人に言えることですが、言ってみたいという国は自分の国より経済が発展している国です。日本も然り、アメリカや近場ではシンガポールなどがこれに該当します。「発展している=色々なものが売っていてハイテクなものもたくさん見れる」というのが一番の関心事ということでしょうか。どんなに有名な歴史的建造物があろうが、いわゆる新興国には大して興味を示さないのが一般的です。

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なので隣国にはアンコールワットで有名なカンボジアがあるにもかかわらず興味のあるベトナム人はごくわずか。それこそお金が無くても気軽に行ける海外旅行ですが、行きたいとは思わないのがほとんどのベトナム人らしいです。

まあ日本は島国で外国へ行くことそのものが一つの目的みたいになっているところがあるので、お手軽に行ける海外旅行という発想自体が間違っているんだろうと感じさせられました。それこそ日本のヨーロッパ~ヵ国ツアーみたいに同じ国に1日程度しか滞在しないようなものはベトナムではあまり理解できないかもしれません。

 

因みに隣国ラオスに行ってみたいと思うベトナム人もあまりいません。ラオス人でベトナムに留学に来る人は一定数いるようですが、ベトナム人ラオスに留学する人はほとんどいないとのことです。以前私がその理由をあるベトナム人に聞いたところ、

 

 

「行っても学ぶことないでしょ?」

 

 

とのことでした。「あんまチョーシ乗んなよ!」と感じたこの気持ちは将来の何かのときのためにとっておきます。

 

 

ベトナム人嫁の白無垢姿もなかなか②

さて、ベトナム人のウエディングでスタンダードな衣装はウエディングドレスとアオザイですが、神式の結婚式では白無垢が絶対です。通常披露宴ではお色直しに別の衣装が用意されますが、嫁はベトナム人ということでアオザイを着てもらいました。それはある意味嫁と嫁の両親に対する配慮でもあります。ただ嫁に言わせると、白無垢ほど気ぐるしい衣装はなかったとのことです。

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それもそのはず本格的な着物を着たことがない嫁にとって、着物を着るというのがいかに大変なものであるかを知るいい機会になったのではないでしょうか。アオザイはそもそも動き回るのに適した衣装で、一人で着るのもわけがありません。一方浴衣=着物と思い込んでいた嫁にとって、なんでこんなに手間がかかるものを着なければいけないのか?というのが正直な感想だったそうです。確かにベトナムの結婚式では新婦本人も動き回らなければならないので、機動性の悪い衣装は現実的ではありません。しかも特にかつらは頭の傾きによって髪の毛が引っ張られるようで、かなり頭が痛かったとのこと。私も衣装係の人から顎をひくようにとアドバイスをもらっていましたが、これをベトナム語で上手く伝えることができず、嫁にはつらい思いをさせてしまいました(笑)

 

まあ特別な日でのみ着る衣装だから嫁も辛抱していましたが、恐らく二度と着たいとは思わないんじゃないでしょうか。まあだからこそ価値があるってもんです。

 

そう考えるとアオザイは改めて日本の着物と比べるとシンプルな衣装だと思いました。考えてみればベトナム航空の制服になるくらいなわけですから、機動性に優れているのは言うまでもありません。それこそJALANAの制服が着物になるなんてありえないでしょうし。。。

 

 

 

ベトナム人嫁の白無垢姿もなかなか①

今回の帰国の一番の目的は日本での挙式でした。ベトナムで既に式は済ませて戸籍などの処理も終えているのですが、やはり日本の親族にもしっかり顔合わせはしておかなければということで日本でも式を挙げることに。

ただ身内とごくごく近い友達のみなので嫁の両親も併せて計20人ちょっとのささやかなものです。本来は新郎の挨拶とかでもっと緊張感をもつ必要もあったのでしょうが、何といっても自分がガキの頃からよく見知った間柄の人しか参加していません。なので堅苦しさやプレッシャーなどはほとんどありませんでした。

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私は昔から結婚式をするなら神前でやりたいという気持ちがありました。個人的にあの教会で永遠の愛を誓うという雰囲気がどうも苦手だからです。しかしそれは相手の女性の意見もありますのでそのときの相手次第だと考えていましたが、今回相手が外国人だということは好都合でした。日本での式の段取りはすべて私に一任されています。むしろ教会で挙げていたら嫁や嫁の両親から余計な疑問を抱かれていたはずです。

「なんでキリスト教でもないのに教会で式を挙げるんだ?」と。

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ところでベトナムの結婚式は自宅でするのがまだまだ一般的ですが自宅でする場合、日本のように時間にきっちりしていません。招待状に何時から何時までと書いてあってもそれはあくまで催しごとの時間であって飲み食いの時間は朝から晩遅くまで続きます。なので新郎新婦は文字通り体力勝負になるんですが、それに慣れているベトナム人は日本のスケジュール通りに行う式はかなり新鮮に映ったことでしょう。披露宴でも誰も騒ぐことなく、静かな雰囲気の中で終始進行されていく。こんな感じの結婚式はベトナムでは皆無なのです。

 

場所が神社ということもあり、特に義理の両親にとっては「これが日本の結婚式か」といろいろカルチャーショックを受けているようでした。

 

*因みに本掲載の写真は本人たちのものではありません。

 

エイに驚くベトナム人嫁

日本にいてるからこそ日本でしか見れないものを見ておきたいと思うのは当然のこと。嫁は普段海を見ることもないので海に行きたいというも、時期的に泳ぐわけにもいきませんし、ただ海岸に行くだけというのも面白くありません。というわけで海遊館に行ってきました。私も大阪に住んでいて何ですが、子どもの頃に1度行ったぐらいでいつ行ったか覚えてないぐらい長らく行ってませんでした。

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海遊館もさすがに外国人観光客の名所とあってチケット売り場からたくさんの外国人を目にします。館内の案内もいろいろな言語があり、タイ語もあったのでひょっとしたらベトナム語も…と思いましたがありませんでした。残念!今の訪日ベトナム人の数がこの調子で増え続けていけばそのうちベトナム語版も設置されるかもしれません。

ベトナムには大した水族館がありませんので、こういった世界各国の魚を鑑賞できる施設は珍しかったのでしょう。嫁は私が思っていたよりも喜んでいました。色々な魚がいた中で一番きれいといって写真を撮りまくっていたのがクラゲだったのは少し意外でしたが。。。

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ところで魚の種類は知らなくても姿形は同じなので特に驚くことはないのですが、エイを見たときはとても驚いていたことが印象的です。生で泳いでいるのを見るのは初めてで衝撃的だったようです。

そう考えると日本は海に囲まれた島国ですから、比較的海洋生物にはなじみ深いように思います。私も特に海に携わって生きているわけではありませんから、海洋生物に関しても人並み程度にしか分かりませんが、それでもベトナム人と比べるとかなり物知りということらしいです。

 

とは言ってもベトナムにも日本では普段見ないような魚がスーパーでよく売られています。それこそ水槽で見慣れない魚などが売られていたらつい珍しくて見入ってしまうんですけどね。嫁いわく

 

 

「あなたは動物でも魚でもホンマに生き物好きやなぁ」

 

 

とよく言われます。

 

 

 

 

銭湯文化が恥ずかしすぎるベトナム人

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今まで日本に行ったことのあるベトナム人とたくさん接してきましたが、日本の銭湯だけはどうしても無理という人が大勢います。

理由は一つ。他人の前で裸になるなんて、とてもじゃないができないとのこと。

 

私からすれば、他で結構恥ずかしい振る舞いをしているわりには案外繊細やなぁと思ってしまいます。以前紹介した昔のベトナムのトイレを経験していたら、「どうってことないんじゃないの?」と思うものです。

でも確かに言われてみれば、日本の場合でも銭湯を除けば他人の前で全裸になるなんてことはまずないわけですから言っていることも理解はできます。なので嫁を連れて温泉へ行くというのも難しいわけで、それこそ家族風呂とかがあるところでない限り温泉旅行は不可能ということになります。ということで未だに温泉へは一緒に行けておりません。

 

しかしそう考えると他人の前で裸になる銭湯文化、はたまた混浴文化というのは非常に特殊なものだと思いました。確かにあれだけ外国人観光客の多い新世界でさえ、スパワールドに来る外国人率は極端に低いなぁと。。。

日本人でも外国でついやってしまいがちなんですが、以前私がベトナムの高級ホテルでサウナを楽しんでした時の話です。私が入った時は貸し切り状態で誰もいません。備え付けのバスタオルがあるのでそれを膝の上に置いた状態で座っていたのですが、後から入ってきた人は水着を着用しています。

 

 

「しまった…」

 

 

とりあえずばれないようにそのままバスタオルで腰を包んで出ていったのですが、もし全裸で座りこんでいたら確実に非常識な外国人扱いだったと思います。そもそもサウナであれ浴室であれ、その場では全裸になることに抵抗がない文化で育った私にとって何とも慌ててしまった出来事でした。

 

ところで銭湯の場合、全然私のことを知らない人の前で裸になるよりちょっと見知った人の前で裸になるほうが小恥ずかしさを覚えるのは私だけでしょうか?

 

 

 

ベトナム人に限らず銀閣寺と聞けば…

日帰りで京都観光に行ってきました。前回日本へ行った時も京都へは行ったので、今回は前回行かなかった金閣寺へ行くことにしました。

言うまでもなく観光名所の京都にはかなりの数の外国人がいます。割合だけでいうなら外国人のほうが多いんじゃないの?と思うぐらい飛び交う様々な外国語。多分中国人やら韓国人といった一見日本人のようないで立ちの人らも含めると相当な数なんだと思います。

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その中でも金閣寺は見た目が金なんで非常に分かりやすく、外国人受けがいい仏閣の一つでしょう。そもそも日本の歴史や建造物によほど興味がなければ外国人にとって寺社仏閣なんてのはほとんど同じようなもんで、それこそ自分がベトナムで色々なお寺を見て廻るときと同じような感覚なんだと思います。

私の嫁もとにかく金色のお寺が珍しくて、それをバックに写真を撮ったりと、あくまで写真映えする景色の一つという感じでした。特にこの寺はいつ建てられたとか、どういった歴史があるかなんてのは興味なし。まあ普通の女の子です。

 

ところで金閣寺の見た目がそのままなんで、銀閣寺の存在を知れば必然的に銀箔で覆われたお寺を想像するのは予想に難くありません。嫁にその寺の存在を知らせると、やはり同じことを想像していました。特に私はその想像を壊すことはせず、次回の楽しみにとっておくということに。銀箔に覆われたお寺を想像して向かうと、恐らくガッカリ感は半端ないんだろうと思います。それこそお寺の歴史そのものには関心がないわけですから。。。

 

ちなみに嫁にとって京都という街は結構お気に入りだそうで、街並みの風景や日本庭園の雰囲気などが特に好きとのこと。まあ風景だけの写真は撮らず必ず自分も入っている写真を撮ろうとするところは何とも女子らしいなぁと思いました。いつかタイミングがあえば紅葉の時期にも連れて行ってあげたいものです。

 

 

 

 

ベトナム人にとっての玉子とは

折角日本に来たんだから嫁の好物でも食べようとすき焼き料理の店に行ってきました。すき焼きの味付けそのものは外国人にも食べやすいかと思われます。ベトナムにも鍋料理はたくさんありますが、すき焼きのような形式の鍋料理は恐らく日本だけなのではないでしょうか。嫁がすき焼きを知らない友達に水分の少ない日本式の鍋料理と説明していました。合っているような違うような。。。

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ところでそんな外国人受けのいいすき焼きですが、一つだけハードルがあります。そう、生卵をつけて食べることです。玉子は世界中で食べられていますが、日本ほど生で食べる国はありません。外国人からしたら生で玉子を食べて腹を壊したらどうすんの!って気持ちなんでしょう。

しかし元々生で食材を食べることが多い日本では衛生管理システムが発達しています。以前養鶏の仕事をしている日本人と話をしたことがありますが、玉子の保存施設に関しては日本は世界でも群を抜いているとのこと。それもそのはず、火を通して食べる前提の国と生で食べる前提の国とではそもそも安全の基準に雲泥の差があるかららしいです。だからなのか生卵をかける玉子かけご飯の美味さは日本で生まれ育った人にしか中々理解してもらえません。

 

嫁も最初は拒絶感を示していましたが、今では普通にすき焼きで生卵をつけて食べています。まあ日本人にとっては「チュンビッロン(日本ではバロットと呼ばれる孵化しかけのゆで卵)」を食べることのほうがよっぽど難易度が高いんですけどね。

結構グロテスクな見た目ですが、味は案外いけます。写真は掲載しませんので興味があるかたは「バロット」で検索してみてください。

 

 

 

 

日本人でもベトナム人でも可愛い子はかわいい

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長らくベトナムで生活していると(といっても4年程度ですが)ベトナム人目線でのかわいい顔というものが分かるようになってきました。当初ベトナムに来たての頃は同じベトナム人女性でも、その子が可愛いかどうかは日本女性の顔を基準にして見ているところがあり、どうしても現地のベトナム人とそういった話をしたときにイマイチ通じ合わないことがあったものです。

ところが日常生活を通じて、テレビに出ているベトナムの芸能人やモデルを見る機会も多くなったからでしょう、最近ではベトナム人目線でのかわいい顔が理解できるようになったわけです。まあ元々私はどんな人種でも隔てなくかわいいと思える感性はあったわけですが、その国の感性にそった感覚を持てたのは初めての経験です。なので最近では「ベトナム女子もかわいいやん。」と思いながら生活していたわけですが、先日日本へ帰って思ったことは、

 

「やっぱり日本の女もかわいいやん!」

 

ということです。

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まあ今さらだとは思いますが、帰国するたびにそう感じます。とりあえずメイクもそうですがファッションとか色々洗練されています。オシャレな若者が集うエリアを歩いていると、同じエリアでも日本のほうが確実に上でしょう。日本人がベトナムに行ってもファッション関係の衣服を買って帰らないのに対して、日本に行ったベトナム人が日本の衣服を買い求めるのが証明しています。化粧品やシャンプー類も然り。私の嫁もその例外ではありません。本人もそうですが、日本へ行くたびに日本製のお土産の要求が半端ないので、私は最低限の人にしか帰国することは知られないようにしています。

 

日頃からスッピン女子に囲まれて生活しているわけですから、日本人のメイクを見ると余計に華やかに見えるわけです。特に40代のミドルは確実に日本人のほうがきれいな人が多い。こちらでは美魔女は皆無といってもいいぐらい老け込んでいます。日ごろ使っている製品の質も違うでしょうから同じケアをしていても違いが出てくるのだろうというのはベトナムでサロンを営む日本人社長の意見。

 

国の経済レベルと美魔女存在率の関連はあるんでしょうか。どうでもいい私個人の感想でした。

 

 

ベトナム人嫁が日本で驚くこんなこと

語弊を恐れずに言うと騒音社会のベトナムでは日本は静かすぎるとの印象があるようです。例えばベトナムでは少しでも車やバイクが走っていると、クラクションを鳴らしまくるのですぐさまやかましくなります。

 

また大勢の人がいれば皆が大声で話すので室内では特にやかましく相手の言っていることを聞くのも大変ということも珍しくありません。以前ハノイにある居酒屋で働いていたベトナム人スタッフが日本人は酒の席でも静かに飲むから驚いたと言っていました。日本でも学生たちがどんちゃん騒ぎするケースはよくありますが、いい大人が酒の席でバカ騒ぎするのはスマートではありません。店側からも注意を受けるでしょう。しかしベトナムでは店から注意を受けることはまずありません。そんなことをすれば逆切れされるのがオチだと思います。

 

ということでベトナムではたくさん人がいると必然的にやかましくなるわけですが、必ずしもそうではない日本に私の嫁は驚いたようです。

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日本へ行ったときにたまたまラッシュの時間に電車に乗る機会があったのですが、ギューギュー詰めの電車から大阪駅で大勢の人が行きかう中でも、話し声が全然聞こえないことに何とも不思議な印象を抱いたようです。

これだけ大勢の人が行きかっているのに、足音しか聞こえない。こんな経験はベトナムではできないので異様な感じすら覚えたのだとか。

まあ確かにベトナムではあり得ない光景だと思います。日本で生まれ育った私にとっては普通のことですが、こういうことは言われて初めて認識することだなぁと思わされました。

というか寧ろ東京でも大阪でも、もし通勤ラッシュの時間に全員が話しまくっていたら一体どんな音量になるのだろうかと…考えただけでもぞっとします。

 

 

ノイバイ空港で見るベトナム人の傾向

休暇でしばらく日本へ帰ってました。日本へ帰って改めてベトナム文化を感じることがあるのは皮肉なものです。

私が日本へ帰るときは大体ハノイのノイバイ空港から深夜便で発つことが多いのですが、この日も例に漏れず夜9時半ぐらいに空港に到着しました。着いたときに感じたのは空港内がベトナム人でごった返していること。これはチェックインに相当時間がかかるなぁと身構えていましたが、受付のレーンに並ぶとそれほど込んではいません。

どうやらごった返している人の大半はこれから外国へ行く身内を見送りに来たベトナム人の身内たちのようです。

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仕事など短期で海外へ行く人たちはまたすぐに会えるから見送りも簡素に済ませるのでしょうが、留学や出稼ぎといった長期で海外へ行く人とはしばらく会えないという理由から一族総出で見送りに来ます。ざっと1人に対して20人ぐらいいるんじゃないでしょうか。まあ長い期間会えない親族のお気持ちは察しますが、正直邪魔です。

 

特に田舎から出てきたであろう人はモラルも低い人が多いので、空港の通路に座り込んで果物やら何やらを食べて進路を妨害している人もいたりします。

一昔前はベトナムで飛行機に乗るのは富裕層が中心でしたので、それなりに節度を持った人間が空港に集まってきた印象でしたが、最近は経済の発展に伴って多くの人が空港を利用するようになりました。それ自体は悪いことではないのですが、やはり先程のような空港内でのモラルの悪い人や飛行機内での悪行もよく目にします。

 

新興国ではありがちですが、ベトナムも今まさにその過渡期なんでしょう。さすがにインドのように航空券の持っていない人を空港へ入れないようにすることはしないでしょうが、少なくとも他の利用者の邪魔になるようなことをしている人に対してはきっちり対処していってほしいものです。

 

 

もうすぐベトナムにも電車が…

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現在ベトナムで初のモノレール電車がハノイホーチミンの2都市で建設されています。これまでは長距離間を走る列車のみだったので、この電車が開通すると都市部の渋滞緩和や大気汚染対策など様々な効果が期待されています。

 

しかし果たして思い通りにいくのかというのが、私の正直な意見でして、まず当のベトナム人たちはそれほど電車の完成に期待をしていません。

まず今回の建設を請け負った国ですが、ハノイは中国でホーチミンは日本が担当しています。ハノイが中国なのは予算の関係もあったようですが、ハノイホーチミンの建設途中段階での写真がSNSにアップされていました。

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これを見ると左のホーチミンのレールはまっすぐ綺麗なのに対し、ハノイのは何か波打っています。これを見たベトナム人からは、

ハノイも金を渋らず日本に頼んだほうが良かったのに!」とか「危険と分かってる乗り物になんでわざわざ乗る必要があるんだ?」との声があがっています。中国は鉄道に関してよくないニュースが世界中で広まっていることもあり、ベトナム人も中国の鉄道というところへの不信感はかなり強いようです。

 

また他にも家から駅まで行く手間を考えるとそのままバイクで言った方が早いといった意見も目立ちます。バイクだと家から会社までそのまま乗り付けられるので、最寄り駅まで歩くということを億劫がるベトナム人が多いとのこと。確かにこれほどバイクが普及してしまってはそう考えるのも頷けます。

電車を利用するメリットを国民に浸透できなければ、ベトナムでの電車の普及は起こらないでしょう。

 

ベトナム人嫁と浮気について話し合う

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日本でもベトナムでも浮気が原因で夫婦関係が破綻するというのはよくある話です。ことベトナム人の女性は自分の夫が浮気をしていないか、かなり念入りにチェックするので夫の携帯とかは普通に見ますし、夜少しでも帰るのが遅くなると頻繁に電話がかかってきます。私も同僚のベトナム人ベトナム人の妻をもつ日本人と飲みに行くと、最低1回は必ず嫁からの電話が鳴っています。

 

因みに私の嫁はこの一般的なベトナム人妻の行動に該当しません。もし私がそんなことをされたらキレるのを分かっているでしょうし、浮気とかいかがわしい店に行ってる心配もしていないんでしょう。

私の心境として、カッコつけるわけでもなく浮気とか性風俗の店に行こうと思う気があまりしません。浮気についてはもちろん嫁を裏切ることができないという気持ちもありますが、浮気相手に時間を割いてる暇もないという気持ちもあります。性風俗についてもお金に群がってきているという感覚が先立つため、どうにも気持ちが冷めてしまい心から楽しむことができなかったりします。正直気の知れた連中と酒を飲んでいるのが今は一番楽しい娯楽です。

 

ところで浮気についてどこまでがセーフかという話を嫁と話し合ってみました。そこで少し面白かったのが、女性とプライベートに二人きりでお茶をするといった場合でも相手が日本人ならOKですが、ベトナム人なら嫌だと。

日本人の場合、自分(嫁)では文化、言語的に理解できないようなことをたまには異性と話したいという気持ちも理解できるので、まあ仕方がないと思えるかららしいです。一方ベトナム人の場合は自分(嫁)がいるからそんな必要ないでしょうとのこと。

 

まあ論理的な主張かなぁと思いました。そう考えてもらってるうちは私の場合問題なさそうです。

ベトナムの場合、浮気をされると男性だけじゃなく浮気相手の女性にも復讐する傾向が高いようです。たまに新聞沙汰になる暴力事件とかは極端な例としても、浮気女性の職場に乗り込んだり、浮気女性の生活圏内でその女がはしたない女だということを喧伝したりなど、そういった過激な行動に出る女性もチラホラ見かけます。

そういった意味で浮気するなら相応の覚悟持ってする必要がありそうです。