ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

日本ってどうなん:年老いた祖父母について思うこと

海外在住者の多くの人が向き合う必要のある身内との死別について。日本にいてるからといって身内の死期に立ち会うことができるとは限りませんが、海外の場合は式にも出ることができない可能性も多くあります。ベトナムに在住している日本人や、日本に在住しているベトナム人でもその経験をしている人はたくさんいて、私もその話を聞くたびに自分もある手度心構えはしておく必要があるなと数年前から考えるようになりました。

まだ一応私は若いほうなので、親よりは祖父母がまずその対象になりそうです。日本へ帰国するたびに必ず顔は出すようにしていますが、会うたびに衰えている感じがするのは気のせいではありません。日本にいたときは数か月に1回のペースで会っていたのが、ベトナムに渡って以降年1回になったわけですから変化については敏感になっています。

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ベトナム在住者の日本人とも時々話題にはなりますが、身内の不幸で急遽一時帰国するケースも珍しくありません。ある程度年齢のいった人できたら実の親が無くなったというケースもありますし、親戚の叔父や叔母というケースもあります。

私もこの年になって色々な方の告別式に出るようになりましたが、やはり逝くのは年齢的に順番がいいなぁとつくづく思います。少し不謹慎かもしれませんが、年長者から無くなっていく方が送る側の気持ちとしては整理をつけやすいだろうと。逆に親を残して先に子どもが亡くなるパターンは色々やりきれない部分があるだろうと想像できます。実際私の友人が事故で亡くなったときの親族の面持ちは今でも忘れられません。

 

自分が死ぬ時期は中々決められないものですが、少なくとも上の代の人を送ってから自分も逝くように生きられればと考え出す今日この頃。

恐らくもう指で数えるぐらいしか会えないんだろうなぁと思いつつ、今日もこれから祖父母に会ってきます。