ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムへ帰る度の日本ロス

ベトナムでの生活が嫌だとか寂しいとか感じることは日頃ないんですが、日本の最先端の設備を堪能して帰るとやはり物寂しさを感じます。それに毎日がベトナム料理で平気でも日本で和食ばかり食べているとやはり恋しくなります。ベトナムへ渡ってから4年余り、日本からベトナムへ戻る度に日本ロスが起こります。

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まあこれもロスがなくなるまでは時間の問題なんですが、恐らくこれから先も一時帰国するたびに付き合っていかなければならない感覚なんでしょう。しかしベトナムも大体今日から仕事始めになるわけですが、一般的なローカル企業は初日はほとんど仕事をしません。それこそ新年の挨拶を職場でそれぞれした後に会社のイベントとして昼から新年会を行うというのが普通です。そこでも酒が出るわけですからもちろん午後からの仕事はありません。翌日から「ボチボチ働くか。。。」みたいなもんです。

 

一方日系企業は一応初日からいつも通りに働きます。というのも職場のトップ(日本人)はそもそも旧正月に関心のない人が多いので、言葉では「明けましておめでとう」と言っても実際は自分の中で新年は新暦のお正月で完結してしまっている人が殆どです。なので新年会をしない日系企業も珍しくありません。実際日本は通常通り稼働しているわけですから、「自分たちだけお正月」なんてことも難しいでしょう。(この辺りに日本人の仕事に対する真面目さを窺えます)

 

なので日系企業で働くベトナム人にとって旧正月辺りになると日本人と温度差が出るところに多少不満があるようです。私は日本人でも嫁がベトナム人なので旧正月の催しに参加する機会も多いのですが、親戚関連の挨拶などはできれば1回でまとめてやってほしいのが正直なところ。子どもの頃から1日は家族だけで、2日は親族廻りでお正月は終わり!って環境でしたから嫁の親族を1か月ぐらいかけて順番に挨拶廻りするのは中々疲れます。