ベトナムのながらスマホは本当に危ない

日本で歩きスマホが問題視されるようになって結構な時間がたちますが、あまり改善されていないように思われます。私の場合、学生が自転車に乗りながらスマホをいじくっている横を車で通るときは最新の注意を払うようにしていますし、明らかに酒を飲んだ後と思われる人がスマホを見ながら駅のホームを歩いているのを見ると、他人ながら心配してしまいます。

こちらベトナムでもながらスマホ族はいるんですが、私の生活の中で一番迷惑なのがながらバイクスマホ。これは本当に神経使います。

こっちでは交通マナーもへったくれもないので自分の運転スキルにかかっているのですが、ながらスマホのせいでバイク事故の巻き添えに遭うのは御免です。バイクを運転しながら通話をしている輩もよくいますが、画面を見てない分だけまだマシなほうに分類されます。メッセージを打っているのか、地図を見ているのか分かりませんが、とにかく前を見ないで運転している奴は本当に怖いですね。そんな連中がいたときは私は極力距離をとって運転するようにしています。

昨日の帰宅中に私の前をスマホでながらバイク運転している若い男性がいたんですが、途中から設置されていた中央分離帯に気づかず乗り上げてしまい、そのまま空中で身体を一回転させて吹っ飛んでいきました。

周囲の呼びかけには何とか反応していたので、恐らく大事には至らなかったと思いますが自業自得とは正にこのことだと思いました。これが中央分離帯ではなく、他の車両や歩行者などであった場合たまったもんじゃありません。

常日頃からこういう危険性の隣り合わせで通勤しているんだなぁと実感させられた出来事でした。