ベトナム人技能実習生について思うこと②
ベトナム人実習生について箇条書きにして考えてみます。
①犯罪率の増加について
日本国内の国別犯罪数でベトナムがトップになったのは悲しいですね。実習生として入国するも結果的に失踪して犯罪に手を染める人も多いのが実情です。(まあただのバカから情状酌量の余地がある人まで色々いますが…)
②セクハラを受ける実習生
以前受け入れ予定の実習生の状態を視察するためにわざわざ日本からやってきた水産加工業の社長がいました。私も別の仕事目的でその場に居合わせていたのですが、年頃の女性実習生(20歳前後?)を隣に座らせて腰に手を回しています。その社長は日本でも日本人女性に同じことをしてるんですかね?
③日本人とケンカする実習生
現場ではキツイ口調が飛び交うことが多いため、ときどきケンカになるケースもあるようです。きちんと話をして丸く収めることもありますが、殴り合いのケンカとかになると圧倒的に実習生が不利な立場に追い込まれるようです。
④やたら厳しさを強調する組合
実習生を管理する組合というのがあるわけですが、私が出会った組合の人で自分たちがいかに厳しく実習生を管理しているかということを語っている人がいました。研修中の宿舎では自炊をさせて、食材も組合から提供されたものしか使ってはいけないようです。日本の企業文化に合わせた教育とかは必要かと思いますが、そこまで押さえつけなくてもというような気もします。
⑤恋愛禁止
相手が日本人であろうがベトナム人であろうが恋愛を禁止している組合企業も多いです。端的に言えば色恋沙汰でのトラブルを避けるため。もっとストレートに言えばセックスをして妊娠したら受け入れ側にとって面倒臭いからです。ただし実際は隠れて恋愛している人も珍しくありません。日本人彼氏がセックスを誘ったら帰国するときまで全力で拒否されたという。ある意味立派な実習生かと。
実際に実習生とかかわっている人は色々な思いがあると思います。やはり人と人ですから、良好な関係なら情も沸くでしょうし、険悪な関係ならベトナムそのものを嫌いになることもあるかもしれません。
これからもベトナム人が日本で増加するのは確実ですから、今後も色々なトラブルが予想されます。とりあえず日本国内における日本人のベトナムに対するイメージが今後どのように変わっていくのか気になるところです。