ベトナムってどうなん?

ベトナム人嫁と暮らしながらベトナムを考える

ベトナムのトレンディドラマ

日本ではトレンディドラマという言葉はもう死語でしょうか。昭和の末期に生まれた世代の私にとってはバブル時代の日本を彷彿させる言葉のような印象です。

今回紹介するのはベトナムのトレンディドラマですが、なぜ私がこのような表現をするかというと、今の平均的なベトナム人が憧れる、また少し頑張って背伸びすれば届かなくもないような生活水準の世界が広がっているドラマだからです。ゴールデンの時間帯にやっているイケてる俳優が出ているドラマは大抵その水準の生活レベルを舞台に物語が展開されています。具体的には、

f:id:dtbh:20171027124855j:plain

①自分の家が新築の大きな家または広いタワーマンションに夫婦または家族で同居

現実ではエリート層が多いこの生活形態です。普通の層では親族や銀行などかなり無理してお金を集めまくればこの類の住居が手に入ります。

 

f:id:dtbh:20171027124906j:plain

②車所有

昔の日本もそうでしたが、とりあえずお金を持っている人の象徴です。ベトナムでは車の関税が高いので、同じ車でも日本の倍ぐらいします。所得水準を考えると相当な買い物ですが、それでも無理して買おうとするベトナム人は最近かなり増えています。これは利便性より見栄の部分がかなり大きいような気がします。

 

f:id:dtbh:20171027124945j:plain

③とりあえず食事はオシャレで清潔なレストランで

ベトナムでは安食堂とオシャレなレストランでは料金が2~3倍変わります。なので一般的な会社員がオシャレなレストランで昼食をするなんてのはごくごく一部のみ。そんな生活をしているのは富裕層のみでしょう。いや富裕層でも毎日というわけにはいきません。

 

とりあえず上記3つはテッパンです。ベトナムも生活水準の上昇が激しいので、新しい現代風の生活感と過去の生活感が混在しています。今は丁度その過渡期ということなんでしょうが、いかんせん全てを現代風にするにはお金が足りないという現実があります。そのトレンディドラマのような生活を大部分の人が実現できるようなるときが来るのはまだまだ先のことでしょう。

因みにベトナムでは貧乏を題材にしたようなドラマはあまり流行りません。やはりこれからの夢や希望にあふれるためにはとりあえず金銭的な豊かさが一番分かりやすいんだと思います。まあ現実主義というか、今の社会の本質をついている気がします。