ベトナム女性が恐妻になると言われる原因
ベトナム人女性を言い表した言葉で
「結婚前は子猫で結婚後は虎になり、最後は龍になる」
というのを何かの本で見たことがあります。
ベトナム人妻を持つ日本人はこれに関する質問を受けることが多いようですが、私の場合はまだ結婚して日が浅いことと、年齢的にもまだ若いということからあまりそれを実感することはありません。まあ妻がそれほど気の強い性格でないということも多少は関係あるように思います。
ただベトナム人同士の夫婦を見ていると確かに奥さんが恐いというか強い夫婦は多いように感じます。ただこれって日本でも同じことが言えると思うんですが、奥さんが恐い夫婦は大体夫がだらしないケースが多いんですね。
だらしない種類は様々ですが、例えば金、女、酒と、男の欲を表すこの3つに関しては総じて日本人よりベトナム人のほうがだらしない割合が多いです。
なのでベトナム人の女性はもともと恐妻の資質をもっているというわけではなく、結婚後の夫の影響でそうなってしまったという人の方が多いのではないかというふうに考えております。実際、この見解をベトナム女性に話してみると、
「あら、あなたよく観察しているわね~その通りよ!」
という返事が返ってきました。ただ闇雲に恐妻といわれることに不満を感じていたところ、よくぞ言ってくれた!みたいな表情で答えていました。
一方男性にこのことを言ってみると、
「うん、否定できない部分はあるね(笑)」
とのことでした。昭和時代の日本ドラマによく出てくるような飲んだくれ父ちゃんと肝っ玉母ちゃんのコンビ。これに近いものがあります。こんな夫婦に憧れる人も少ないでしょうが、こんな夫婦のほうが案外家庭円満だったりするのも面白いところです。