ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナム好きな日本人、嫌いな日本人

ベトナムにいる日本人は大きく分けて「自ら望んできている人」と「理由があって不本意ながら来ている人」に二分されます。後者の方は殆どが会社の出向命令赴任している人かその帯同家族ですが、実際に来てみて思っていたよりも良かったという方もたくさんいらっしゃいます。

たまに自ら望んで来てみたものの、やっぱり合わないからすぐに帰る人もいれば、文句ばっかり言ってる割にはそれなりの年月をベトナムで過ごしている方もいたりします。

そんな色々な人がいる中でベトナムが好きという日本人と嫌いという日本人について今日は書いてみます。

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まず私ですがベトナムが好きか嫌いかと聞かれれば好きな部類に入ると思います。もちろん嫌いな部分もありますが、割合的には好きのほうが勝っているような感じです。ただあまりにもベトナムラブを公言している日本人に出会うと少し引いてしまいます。好きだからこそなんですが、どんなことでも肯定的に捉えてしまいますので会話のキャッチボールが上手くいかないことがあるからです。

 

以前あるベトナム大好き日本人が、ベトナム人が手を洗わないことを肯定的に解釈しておりました。一応その人の理論では、

「最近の日本は清潔にこだわりすぎて抵抗力が弱くなっている。だからベトナム人みたいに手を洗わないほうが身体が強くなっていいんだ。」

とのこと。さすがに「いやいや…」と思いましたがスルーしておきました。手を洗うのと抵抗力を関連させるとは…もし私の嫁が手を洗わないで料理を作りだしたら説教ですけどね。

 

一方、あるベトナム大嫌いな日本人はすべてを否定的に捉えます。ある食べ物に群がって美味しそうに頬張っているベトナム人の集団を見て「飢えた動物」と吐き捨ててました。他にもベトナムで流行っているものなどにも全て否定的な意見を出したりと、まさに「坊主憎けりゃ…」とかいう感じです。

 

好き嫌いは個人差があるので私がどうこう言えるものでもないんですが、少なくとも嫌いよりは好きなほうが海外滞在を楽しめるのは確かなようです。