ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

日本ってどうなん:日本でベトナム人はどこにいる?

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日本にいる外国人で国籍別に見ると中国人が圧倒的に多いようですが、数の上昇率というとベトナム人がダントツとのことです。しかし普通に歩いていてベトナム人と出会う印象があまりないのは、ベトナム人がある一定の場所に偏って生活しているからなのかもしれません。

 

まずあまりベトナム人を知らない人にとってはすれ違ったところでベトナム人と気づかない場合が多いと思います。それこそ外国人と思ったとしても中国人か、東南アジア人程度の広いくくりで片付けてしまうことがほとんどではないでしょうか。仮に会話をしていたとしても、それがベトナム語と判別できる人はほとんどいません。

また技能実習生として日本に来ているベトナム人は都会よりも田舎のほうが多いので、その地域では認識されていても都会ではあまり認識されないものです。

 

ところが日本に20年ぐらい住んでいるベトナム人の人が言うには、かつてはベトナム人を見かけると物凄く珍しかったそうですが、最近では見かけないほうが難しいぐらい数が増えたと言っています。

では一体どんなところに行けば彼らを認識する機会があるのでしょうか。

 

①日本語学校周辺

留学生の数が圧倒的な割合で伸びているベトナム人ですが、日本語学校のベトナム人率もその伸び率はすさまじいようです。学校によっては一クラス全部ベトナム人というのも珍しくないとのこと。一昔前は中国人が占めていたのが、近年ではそれがベトナム人に変わってきているとのこと。

 

②田舎の農村地域

技能実習生として日本に来る人の多くは田舎の農村や工場で働いている場合が多いです。元々人口が少ない田舎ではベトナム人がいたら目立ちますし、都会よりは人から認識されやすいとのことです。

 

③ベトナム人のコミュニティが多い地域

ベトナム人の身分はそれぞれですが、自国の人が多く集まるエリアには必然的に外からもベトナム人が集まってくるとのことです。大阪には昔からベトナム人街がありますが、一時滞在で日本に来ているベトナム人もよく訪れるらしいです。名古屋もそういったところがあるようです。

 

ベトナム人の数が増えたと言ってもその構成比は留学生と技能実習生が大勢ですので、要はその2つの身分の人が集まるところへ行けばベトナム人が多いと考えることができそうです。昨年日本国内の外国人による犯罪数ではベトナムがトップになりましたが、その犯罪が起こっている場所の統計を調べると、どうも都会よりも田舎の割合が多いようです。犯罪の種類は万引きや窃盗などが圧倒的に多いのも特徴でしょうか。

 

中国のようにカードの偽造といった高度な犯罪は今のところまだ聞きません。将来的にベトナム人でそんな高度な犯罪集団が出てきてほしくないものです。