銭湯文化が恥ずかしすぎるベトナム人
今まで日本に行ったことのあるベトナム人とたくさん接してきましたが、日本の銭湯だけはどうしても無理という人が大勢います。
理由は一つ。他人の前で裸になるなんて、とてもじゃないができないとのこと。
私からすれば、他で結構恥ずかしい振る舞いをしているわりには案外繊細やなぁと思ってしまいます。以前紹介した昔のベトナムのトイレを経験していたら、「どうってことないんじゃないの?」と思うものです。
でも確かに言われてみれば、日本の場合でも銭湯を除けば他人の前で全裸になるなんてことはまずないわけですから言っていることも理解はできます。なので嫁を連れて温泉へ行くというのも難しいわけで、それこそ家族風呂とかがあるところでない限り温泉旅行は不可能ということになります。ということで未だに温泉へは一緒に行けておりません。
しかしそう考えると他人の前で裸になる銭湯文化、はたまた混浴文化というのは非常に特殊なものだと思いました。確かにあれだけ外国人観光客の多い新世界でさえ、スパワールドに来る外国人率は極端に低いなぁと。。。
日本人でも外国でついやってしまいがちなんですが、以前私がベトナムの高級ホテルでサウナを楽しんでした時の話です。私が入った時は貸し切り状態で誰もいません。備え付けのバスタオルがあるのでそれを膝の上に置いた状態で座っていたのですが、後から入ってきた人は水着を着用しています。
「しまった…」
とりあえずばれないようにそのままバスタオルで腰を包んで出ていったのですが、もし全裸で座りこんでいたら確実に非常識な外国人扱いだったと思います。そもそもサウナであれ浴室であれ、その場では全裸になることに抵抗がない文化で育った私にとって何とも慌ててしまった出来事でした。
ところで銭湯の場合、全然私のことを知らない人の前で裸になるよりちょっと見知った人の前で裸になるほうが小恥ずかしさを覚えるのは私だけでしょうか?