ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

どうしてベトナム女子はスッピンなのか

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日本にいた頃は身内以外でスッピンの女性を見ることがなく、見るとしたらせいぜい銭湯に行ったときとかぐらいだったような気がします。ナチュラルメイクといった感じでスッピンぽく見えるメイクの人はたくさんいましたが、今思えばそれもきっちりメイクをしていたんだなぁというのが懐かしい日々です。

 

こちらベトナムではメイクの観念は何か特別なときにするものという感覚です。なので日頃出かけるときや出社するときなどはメイクをほとんどしません。せいぜい口紅ぐらいのものです。なので今となっては私にとってそれが普通になっているので、街中で濃い化粧の人を見ると何かイベントを控えている人か、水商売の人のどちらかで考えるようになってしまいました。

 

そんな経緯で日本に帰ったときは逆に厚いメイクの日本人に違和感を感じてしまうわけですが、そもそもベトナムではメイクを敬遠される環境があることを理解しておく必要がありそうです。友人のベトナム女性が言うには、

 

①高温多湿でメイクが崩れやすい

北部では主に夏場、南部は一年中と高温多湿で汗をかきやすい関係からファンデーションなどをしても崩れやすいとのこと。それにローカル会社では社内にエアコンがないことも普通なので、そんな暑い中でメイクなんかしていたら色々面倒くさい。

 

②埃っぽい環境

外を歩くと砂ぼこりが多く、頻繁にバイクに乗ることもあり化粧が崩れる。

 

③周囲の共通認識

そもそもスッピンで外を歩くことが恥ずかしいなんて感覚がない。化粧が身だしなみという観念もない。

 

なので日本女性の場合は好きでメイクをする分にはいいんでしょうが、そういった社会的な側面から仕方なしでやってる場合、費用や手間を考えるとかなり面倒臭いんだろうなぁと思います。

 

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そう言えば数年前に日本で流行っていた、「赤リップメイク」たるものがあった気がします(今はどうなんですかね?てかそこまで流行ってたか曖昧です)。白めのファンデーションを塗って結構赤い口紅を塗るやつですね。ベトナムはそんな感じのメイクが好まれるようです。まあメイクの技術は日本女性のほうが確実に上だとは思いますが。。。