ベトナムの日本人は正月をどう過ごす?
旧正月文化のベトナムでも1月1日は祝日ですが、あまり正月を感じることはありません。忘年会みたいなことをやってる人もいますが本番は一か月後の旧正月なので、それほど浮かれているような感じもなく、普通の祝日の一日という雰囲気です。
なので特に年末が近づいてきても年の瀬を感じることはありません。まあ彼らにとっては本当の意味での年の瀬ではないので当然でしょう。
31日の夜は催し事や特番もあるので一応年末らしさを感じることはできますが、正直日本人からしたらどうでもいいようなイベントです。ハノイの観光地ホアンキエム湖周辺では芸能人を呼んで年越しライブをしていますが、若者のためのイベント感が丸出しです。私も一昨年そのイベントに友人と参加したことがありましたが、とにかく人の洪水で常に周囲の人と密着しながらの移動を余儀なくされたことを覚えています。
ところで在住の日本人ですが、ベトナムでどのような年越しをするかは以下に大別でします。
①自宅で過ごす
家族連れの人が多いです。家庭は日本なので、正月料理を作ったり日本のテレビを見たりと、外に出なければ日本と変わりがない正月を過ごしています。
②日本人街に入り浸る
単身とか独身の人に多いです。一人で年末年始を過ごすのがむなしいと感じる人は日本人街の日本料理屋で仲間と飲み明かしたりする人も多いようです。
③旅行に出る
帰省もここに含まれますが、あまり休みは長くないので行ける場所は限られます。長期で旅行に出るのはむしろ旧正月期間になります。
だいたいこんな感じで過ごしているわけですが、私は③で過ごしています。とは言ってもハノイのロッテホテルでフィットネスやらラウンジでまったりと非日常を味わっているわけで、特に正月気分は味わっていません。
また明日から仕事なので今だけはゆっくりさせてもらいます。