ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

日本ってどうなん:ベトナム人嫁が受けた巫女の対応について

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ベトナムに来てから正月を日本で過ごす機会がすっかり無くなってしまいました。(というか桜とか紅葉も全然見てない泣)なので初もうでもご無沙汰なわけですが、おみくじは毎年引くようにしています。これは一年に1回だけひくゲン担ぎのようなものなので、帰国したときに必ずしています。

 

しかし2月にもなるとお正月雰囲気は当然ないわけで、実家近くの近所にある神社もおみくじどころか、人気がありません。そりゃ普通の日にこんな寒空に中々人は来んわなと一人で納得しながら、数年前から観光客が年中来るような大きい神社にお参りしておみくじを引くようにしています。

 

そういえば去年嫁が初めて日本に来た時に京都にある有名な神社に行ったんですが、そこで嫁はおみくじをひきました。もちろん初めてのことなのでやり方が全然分からないわけですから、私が棒の出し方やら何やら全て嫁に説明します。そこでのやり取りは全部ベトナム語でやり取りしていたので、窓口の巫女は私も外国人だと判断したのかもしれません。

嫁の慣れていない手つきで出てきた棒は確か27。しかしこの番号も漢字で書かれているので嫁は読めるわけもなく、そのまま巫女に差し出しました。すると巫女は27番ではなく別の番号の棚からおみくじを取り出すではありませんか!?渡されたおみくじは「大吉」です。

とりあえず大吉であることを嫁に知らせ、喜んでいる嫁を脇目に考えに耽ります。

「ここの神社は日本語が分からない外国人には大吉を渡すマニュアルでもあるんだろうか?それともこの巫女の単なる機転だろうか?もし私が日本人だとはっきり分かっていても同じことをしてるのかな?」

とか考えつつ、まあ皆ハッピーならそれでいいという結論に至ります。もしここでわざと「凶」とか渡されていたら抗議してましたが、こういうサービスもあるんだなと新鮮な気持ちになったものです。

 

たとえ日本語が分からないとしても、何かの拍子でそのおみくじの内容が分かった時に、それが良い意味であったほうが気分はいいですからね。