ベトナムってどうなん?

ベトナム人嫁と暮らしながらベトナムを考える

ベトナム人のお金のやり取り

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日本人のようにお金の話をあまり公にするのは憚られるのと違い、ベトナムでは結構ストレートにお金の話をします。よくある話ですが、他の人の給料の話なども普通に話題に上がりますので初めの頃はやはり違和感を覚えていました。

まあ今となっては慣れたので、親族から給料はいくらもらっているんだ?と聞かれても普通に答えています。額を言ったところで今のところ無心を受けるということもありませんし、ある程度の給料をもらっていると分かったほうが、自分の身内(=嫁)の生活が大丈夫だという安心材料になるのかもしれません。

 

というわけで前回記事にしたベトナム人のお年玉でも書きましたが、お年玉をあげてその場で金額を確認するといったこともベトナムでは普通にあります。私が子どもの頃はそれは失礼なことだと教わり、こそっと後で金額を確認していたものですが、こちらではそんなに気にすることではありません。特に年配の方はその傾向があるようです。先日私が義祖母にお年玉をあげたときに、その場で金額を確認して笑顔で

 

「こんなにもらって悪いわねぇ。私は全然何もしてやれないけどゴメンね。」

 

と言われました。金額を確認してからのほうがよりお礼の中身が正確になるといったところでしょうか。もし義祖母がひくぐらい安い金額をあげていたら何て言われたんだろうかと遊び心が沸き起こります。後で嫁に聞いてみても面白そうだから来年ドッキリでやってみたら?と言われました(笑)

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ところで別の親族で80歳の誕生日を祝う会がありました。ベトナムでは60歳以上、10年ごとに誕生日を盛大に祝う習慣があります。日本で言えば還暦から喜寿、米寿、白寿といった感じです。ベトナムの平均寿命が76歳ぐらいですから80歳は日本でいう90歳ぐらいの長生きです。多くの親族や近所の人が集まりお祝いをしていました。

そんな会が終わったあと、ある親族代表のような人が80歳になった人に皆から集めたお祝い金をあげるやり取りがありました。かなりの人数が集まって飲み食いしていたので、準備に結構なお金がかかっているはずです。もちろんそのお金をもらって費用にあててほしいところだと思います。しかし受け取りを拒否して、

 

「いらないよ。こんなにたくさんの人が集まって祝ってくれたんだ。すごく楽しかったよ。それで十分だ。」

 

と言います。一方お金を渡そうとする人も、

 

「何を言ってるんですか。もう収入もないし、生活も大変なんですから受け取ってください!私たち皆からの気持ちです!!」

 

こんな感じで貰う貰わないの応酬がずっと続いています。このやり取りをみたときに「何か日本と似たような光景だな。。。」と思いました。ベトナム人でもお金をもらうときにこんなやり取りがあるのかと。

これと同じやり取りを日本で見たときに、とりあえず一回断ったとしてもその後は素直に貰った方がその場はスムーズに収まるなと思ったものでした。まさかこんなところで日本でのやり取りを思い出すとは思いもしなかった話です。

 

 

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