ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムの死神コーヒーって何だ?

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ベトナムは意外とコーヒー大国でして、コーヒー豆の生産も世界有数ですから国民からもよく愛飲されています。ただその愛飲されているコーヒーが必ずしも安全ではないというのが今回の本題です。

 

先日ニュースで「死神コーヒー」たるものが報道されていました。要は化学薬品によって作られた偽コーヒーのことのようで、その原液を激安で販売しているとのことです。もちろん人体に有害。原価が一杯7円ほどのようですが、路上カフェではそれを一杯70円程度で提供しているらしいです。なるほど、豆を挽いているところが見えないカフェではそういう危険性があるのね。

 

ハイランズコーヒーなど大手のカフェでは値段もそれなりで、ある程度安心できそうですが、個人のカフェなどであまり値段が安すぎるのは考え物ですね。バススタンドの待合所などにあるプラスティックの椅子を使ったカフェスタンドも怪しそうです。

 

他にもコーヒー豆の着色を電池の廃液で染めていたという事件もありました。めちゃくちゃやります。結局出どころが不明とか大手企業以外、(特に個人商店)の食品にはこういうリスクがついて回るということなんでしょうねぇ、この国は。

個人の利益を追求して消費者の健康はどうでもいいという精神。非常に分かりやすい。

 

「自分の知らない人がどうなろうと知ったことじゃない。足が出て警察に逮捕されなきゃ何でもやってやる」

 

てことです。道徳心というのはやっぱり大切なんですね(笑)食の安全を運だよりにしないよう注意します。