ベトナムで裸が解禁された？

これまでもポルノはご法度の国と言ってきましたが、裸が解禁されたらしいという噂を耳にしました。いや、それはないだろうと思いつつ少し調べてみると、どうやら芸術に関する裸体画などが解禁されたらしいです。

あまりこれまで意識してなかったんですが、どうやらベトナムでは芸術作品に関する裸も認めていなかったようで、ミロのビーナスのような彫刻から女性の裸が描かれた絵画を展示することができなかったようです。確かに言われてみればそういった類のものをベトナムで見た記憶はありません。しかしだとすると学生の美術の教材とかも変更になってくるんでしょうかね？

裸に対する考え方はそれぞれだと思いますが、芸術とポルノの線引きは簡単なようで難しいところがあるようです。個人的には写真じゃなければいいんじゃないのぐらいな判断ですが、これまでずっと規制してきた国からしたら色々と面倒なんだと思います。

ところでベトナムへ入国するときにときどき日本人が税関から注意を受けることがあります。それは日本から持ち込んだ週刊誌の類に関してです。日本の週刊誌では普通に水着のグラビアが入っていたりしますが、たとえ水着であったとしても100％安全ではないところがこの国の怖いところ。特にやらしい気持ちをもって持ち込むつもりもなかったのに、入国トラブルに繋がる可能性があります。まあ没収されるぐらいですけど、同行のビジネスマンとか、他の日本人に見られていたりしたらちょっと格好悪いですよね。

ただこのグラビアの写真もじゃあどこからダメなのかというのは曖昧で、検査する係員の裁量に任されている部分が大きいようです。ですので予め露出の多い写真があるものは持ち込まないほうが無難だと言えるでしょう。

まあ上の画像のようにビキニのグラビアはベトナムにもたくさんあるので、水着なら多分問題ないでしょう。