ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムで卵かけごはんが恋しくなる

生卵を食べる文化がない国では普通のスーパーに行っても当然、生で卵を食べる前提で販売されていないわけでして、もし生で食べて食中毒になったとしても、店側には一切責任はありません。なので海外で卵は生で食べてはいけません。これ常識。

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で、その生卵を味わう究極が卵かけご飯でして、私も大好きなので帰国したときは必ず食べています。ただし一年に1回しか帰国しない身としては、ベトナムにいても時々無性に食べたくなります。日本人が通う日系スーパに行ってみると、生で食べてもOKな卵が取り寄せ注文で販売されていました。しかしワンパック1500円相当。。。

 

「そんな大金払って食べるもんじゃねーだろ、卵かけご飯は!!」

 

という心の叫びをよそに一つのことが頭に浮かびます。

 

「てか生みたての新鮮な卵だったら大丈夫なんじゃない?」

 

昔養鶏所の人と話をした時に聞いたのは、日本の卵の品質管理は世界一なのだとか。というのも生で食べるのを前提としている国なので、他の前提としていない国と比べて根本的な品質維持のハードルが全く違うようです。つまり厳しい品質管理のもとで傷まないように大切に保管されて、スーパに納品された卵を我々は買っているわけです。それを冷蔵庫で数日保管したものを生で食べても普通は大丈夫なわけですから、生みたてだったらベトナムでも大丈夫だろうという結論に行きつきます。

 

他人は信じられないので嫁の実家に頼んでみました。言い忘れましたが、嫁の実家は鶏を飼っていて、家に行くたびにお土産として卵を持たされます。で、今回は主旨を説明した上で生みたて(1日以内)の卵をくれと言いました。止めといたほうがいいんじゃない?という嫁の言葉をよそに早速自宅で卵かけご飯をいただきます。

 

見た目はもちろん普通。味は卵そのものの味わいも変わらず見事に卵かけご飯でした。とりあえずしばらくはどうしても食べたい衝動がきたらこのやり方で凌ごうと思います。(因みに市場などで売られている卵も新鮮なものが多いようですが、いかんせんここはベトナム、絶対生で食べることはお勧めしません)