ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

日本とベトナムの架け橋、日越友好?

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大層なタイトルですが、内容はベトナムで働いている日本人についてです。ベトナムで働いている日本人は日本の本社からの出向命令を受けて仕方なしに来ている人もいますし、自ら望んで当地に赴いて日々奮闘している方もいらっしゃいます。ベトナムに居る経緯は人それぞれですし、実際の生活に関する満足度合いも人それぞれです。

 

ところで先月ある日本人からこんなフレーズを耳にしました。

「日本とベトナムの架け橋になりたい。日越友好のため~~~~~。」

 

素晴らしい大義名分に聞こえますが、実際このフレーズを言いすぎる人を見ると寧ろ胡散臭く感じていまう今日この頃。そもそも架け橋とか日越友好というものが漠然としすぎていて、「で、橋の先に何があるの?」と聞き返したくなることがあります。まあその人の口と行動が伴っていないということもあるんですが。。。

 

持論ですが、日越友好とか架け橋とかいうのは当地で正当に経済活動を行っていれば、無意識的にもその役を担っています。たとえ嫌々ベトナムに赴任している人でも日本本社からの命令で職務をしっかり全うしていれば、十分架け橋になっているでしょう。仮に全く働いていない駐在員妻であったとしても、家庭を守って夫が安心して仕事に出れるのであれば間接的に架け橋役を担っていると思います。子どもであってもベトナム人と一緒に遊んでいるだけで日越友好と言えそうなものです。

 

もちろんベトナムで私が知っている、正に架け橋とか友好役を担っている日本人の方も何人かいらっしゃいます。本当に私も尊敬する人達なんですが、そういう人達に限って「架け橋、友好」とかいう言葉を自ら口にはしないんですよね。日頃が激務すぎてそんなフレーズを口にする余裕もないのかもしれません。

 

少しとんだ話になりますが、やたらとSNSでリア充をアピールしている女子が彼氏ができた途端、更新頻度が激減したという話を思い出しました。