ベトナム語で「足が大きい」意味
ベトナム人の友人「日本の女子学生は足が大きいね。」
私「まあね。」
特に何も考えずにそう返答しました。ベトナム人は日本人と比べて平均身長が男女とも5㎝ぐらい低いので、足も日本人より小さめです。私は27.5㎝あるので、ベトナムでサンダルや靴を買おうにもそのサイズは中々見つかりません。
しかしなぜ改めてそんなことを聞いたんだろうと思ったとき、ベトナム語⇎日本語の訳し違いであることに気が付きました。
ベトナム語でchân toは「足が大きい」が直訳です。 chân=足 to=大きい
しかし実際の意味は「脚が太い」。この友人は日本語に直訳してこのような誤訳をしてしまったわけです。謎が解けたところでふと我にかえります。
私 「日本の女子学生の脚が太いって?(怒)」
自国の女の脚をけなされたら、日本男子として黙ってられません。
私 「そりゃ太いやつもおるけど、個人差があるやろ!てかベトナムでも太いやつおるやん!!」
友人「でも割合的には日本人の方が多いと思いますよ。」
もう少しその友人の主張を掘り下げてみると以下です。
「学生(中高生)は毎日スポーツ(クラブ活動)をしている。真夏は真っ黒な子も多くて、鍛えているから脚が太い。」
うん、確かにベトナムはクラブ活動もないし日焼けは絶対にしたがらない。且つ全体的な運動量も日本より少ないから単純に筋肉量が少ないという意味で、脚が日本人より細いというのは理屈的に頷けます。
そう言われてみたら日本の中高生の方が脚が太いような。。。
でもこれは肥満とかではなくてあくまで健康的に成長している証拠なんだから悪いもんではないと言いたいところです。
その友人曰く、「ベトナムでも山手の人はよく坂道を歩くから脚が太い」とのこと。
普通のウォーキングとかジョギングだけでは脚は太くならないもの。しかしベトナムの山手といったら凄い田舎で、重い荷物を担いで坂道を上り下りしてそうですから妙に納得できます。ただ大人になったら日本人もベトナム人も脚の太さはそんなに変わりません。
「子供のときにちゃんと鍛えて、引き締まった脚の方が質がいいに決まっている。同じ太さでも中身が違うんじゃ!年取ってからの弛みに差がでるぞ!!」と喝破。
自分でもどうしてこんなにムキになったのかよく分からない出来事でした。